カピバラ山登りアクション『Capybara: The story of Sisyphus』発表。面倒臭がりなカピバラを転がし、頂上の温泉目指すイライラアクション

パブリッシャーのLostVolBytesは1月31日、Underdogsが手がけるカピバラ・アクションゲーム『Capybara: The story of Sisyphus』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

パブリッシャーのLostVolBytesは1月31日、Underdogsが手がけるカピバラ・アクションゲーム『Capybara: The story of Sisyphus』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。


『Capybara: The story of Sisyphus』は、動物のカピバラを主人公とし、山の頂上を目指すアクションゲームだ。カピバラは、山の頂上に存在する温泉に浸かりたいと考えているが、とても面倒臭がりな性格。さらに、どういうわけか彼の足には重い樽が鎖でくくりつけられており、山を登るにはなんとも厄介な状況である。それでも、カピバラは大好きな温泉へと向かうことにする。

舞台となる山は、海に浮かぶ島に存在。山といっても、一般的にイメージされる山とは異なり、巨岩やさまざまなオブジェクトを組み合わせて、複雑な地形や足場を登っていくステージとして構成されているようだ。そして、面倒臭がりなカピバラは普通には歩いてくれない。プレイヤーは、彼をゴロンゴロンと転がすようなかたちで導き、ステージを上へ上へと登っていく。


カピバラは転がすだけでなく、勢いをつけてダッシュさせることも可能。ただ、彼には樽がくくりつけられているため、転がして進もうにもその重みに引っ張られるなどして、もどかしいゲームプレイとなるようだ。本作には物理演算が導入されている模様で、公開されたトレイラーでは、カピバラが樽にブンブン振り回される様子も確認できる。そして勢い余ってステージから落下し、海に落ちてしまうと最初からやり直しとなってしまう。

また山を登るなかでは、さまざまな環境のロケーションが登場。たとえば中世の町や、西部開拓時代の鉱山、オタク街のような近代の都市などが存在し、そうしたロケーションを横断して、さらに山を登っていくことになるようだ。街なども複雑な地形のステージであると考えると、やはり一筋縄では突破できない可能性がありそうだ。


本作の販売元LostVolBytesは、物理演算魚アクションゲーム『Simple Fish Adventure』などの開発元として知られ、本作『Capybara: The story of Sisyphus』にてパブリッシング事業に乗り出すこととなったようだ。本作は、空登りアクションゲーム『Only Up!』の流れを汲む作品といえ、かわいいカピバラを主人公としながら、重い樽の足かせというアレンジを導入。どのような手触りのゲームプレイとなるのか興味深い。

『Capybara: The story of Sisyphus』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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