元ベテランゲーム開発者・下田紀之氏による「ゲーム開発プロジェクト管理の基本」2月10日に発売へ。リアルな現場に焦点を当てた、お役立ち実務的ガイド


株式会社技術評論社は1月16日、ゲーム研究者の下田紀之氏による書籍「ゲーム開発プロジェクト管理の基本」を2月10日に刊行すると発表した。価格は2200円(税込)。

下田氏は、セガでの『ボーダーブレイク』や『アフターバーナー クライマックス』、『ゴースト・スカッド』といったタイトルのプロデューサー職をはじめ、複数のゲーム会社でアーケードゲームや家庭用ゲーム、スマートフォンゲーム、PCゲームの企画・研究・開発などを担当。現在は岡山理科大学情報理工学科デジタルゲーム・メディアコースの教授を務めている。

本著では全208ページにわたり、ビデオゲーム開発におけるプロジェクトの管理やマネジメントについての基礎的な内容が解説される。計画から開発、リリースに加えて開発後もゲーム運営が継続するケースに至るまで、プロジェクト管理のリアルな現場に焦点を当て明らかにしていく。


おもな読者としては、プロジェクトを管理する立場のプロデューサーやディレクター、プロジェクトマネージャー、作業の割り振りに関わるパートリーダーやプランナーを想定しているとのこと。ゲーム開発プロジェクトの構造やゲームをはじめとする目的があいまいなプロジェクトの管理方法、ゲームの企画の立ち上げにおいて重要な要素の決定方法のほか、ゲームの初期開発プロジェクトおよび運営プロジェクトの特徴などを理解し、実務的な管理に役立つ学びが得られると説明している。

また、「進めやすいプロジェクトとは」「トラブルを回避するためにどこが重要なのか」といった具体例などから、ゲーム業界で働いているすべての職種だけでなく、これから業界を志望する者や就職を目指す学生たちにも向けたものにもなっているという。本著に込めたそうした思いを著者の下田氏もXへ投稿している。


「ゲーム開発プロジェクト管理の基本」は、2月10日に発売予定だ。同日には電子版も配信される。なお本著の書籍版は本稿執筆時点でAmazonの「オンライン・ソーシャルゲーム」カテゴリーにおける売れ筋ランキングで1位を、「ゲームプログラミング」カテゴリーでは2位を占めており、多くの期待と注目が集まっているようだ。


本や映画や演劇と同じように、ゲームは世界と自分をつなぐもの。誰もが気楽に出入りできるゲームの浅瀬を広げていくことに、少しでも関われたらうれしいです。