高評価ローグライクアクション『Spiritfall』2月28日正式リリースへ、日本語対応。強化を重ねながらモンスターの群れとバトル、『スマブラ』風ステージも登場

 

デベロッパーのGentle Giantは1月22日、ローグライクアクションゲーム『Spiritfall』を2月28日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は現在早期アクセス配信中で、ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Spiritfall』は、ローグライク要素のある2Dアクションゲームだ。主人公は、Omenforgedと呼ばれる出自不明の戦士。本作の世界では偉大なる扉が閉ざされたことで、世界を導き守る存在である神聖なる精霊たちの力が弱まった状態にあるという。そこでプレイヤーは、精霊たちに選ばれた戦士として広がる災厄に立ち向かい、扉をふたたび開くことを目指す。

本作はサイドビューのアクションゲームとなっており、ランダム生成されるさまざまな環境のステージをルートから選択し、現れる多数の敵と戦う。プレイヤーの武器には、バトルハンマーが初期武器として用意され、ほかに剣や弓矢などのタイプの武器も登場。また通常攻撃に加え、溜め攻撃や魔法のような範囲攻撃手段ももつ。

ステージをクリアすると報酬を獲得。たとえば精霊の天恵では、攻撃力がアップしたり、特定の攻撃に特殊効果が付加されたりなどのアップグレードを、ランダムに3つ提示されたなかから選択できる。また交易所のステージでは、そうしたアップグレードのほか、HP上限アップなどを購入可能。ほかにも宝箱が報酬のステージでは、さまざまなバフ効果を得られる装備品のレリックを獲得でき、これらを組み合わせたビルドにはシナジー要素が存在する。こうした報酬の種類から次に進むステージを選択し、主人公を強化しながら、ボスを目指し進んでいくのだ。


またステージ選択のルート上には、時折イベントとして時間制限制のステージが出現。ここでは敵の頭上に%表示があり、ダメージを与えるたびに値が上昇。そしてステージの足場の外に吹っ飛ばすと倒すことができる。本作は“プラットフォーム・ファイター”の要素もあると説明されており、どうやら『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズから影響を受けるステージのようだ。

もし死んだ場合は、拠点であるサンクタムに戻され、最初からやり直し。サンクタムではスキルツリーにアクセスでき、それまでのプレイで獲得した資源にてスキルをアンロックできる。またNPCに話しかけることで、体力を回復できるモニュメントを出現させるなどステージに変化を与えたり、武器を強化・アンロックしたりでき、それぞれ恒久的なアップグレードとして利用可能だ。


本作は、2023年4月にSteamにて早期アクセス配信が開始。本稿執筆時点でユーザーレビューには約630件が投稿され、その内の92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。これまでに実施されたアップデートでは、新たな武器やステージ環境の追加、スキルツリーの充実化、中ボスおよび強化ボスの導入、バランス調整などがおこなわれてきた。

そして正式リリースにあわせたアップデートでは、ステージの最終エリアが追加され、新たな敵やラスボスが登場。また、武器の新たなフォームや、オプションとして用意される腕試し用のボス戦なども追加されるとのことだ。

『Spiritfall』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。そして2月28日に正式リリース予定だ。ちなみに、本作では現在セールが実施されており、1月25日までは15%オフの1700円で購入可能。開発元からは、正式リリース直前に少し値上げする計画があると案内されているため、興味のある方は今のうちに購入しておくと良いだろう。