ハクスラARPG『Last Epoch』2月21日Steam正式リリースへ。プレイヤー間でのアイテム売買機能や最終マスタリーの追加など新要素盛りだくさん
Eleventh Hour Gamesは1月20日、『Last Epoch』のVer1.0アップデートを現地時間2月21日に配信することを正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。同アップデートでは最終マスタリーの追加や、アイテム入手に関する恩恵が得られる派閥システムなどが導入される。
『Last Epoch』は、ハック&スラッシュ要素を中心とするアクションRPGだ。本作の舞台は架空のファンタジー世界Eterra。プレイヤーは「Void」と呼ばれる闇から世界を救うために、時空を超える旅をする。そして、闇の帝国や怒れる神々と対峙することになる。本作はキャラのカスタマイズ要素が多い点が特徴。スキルごとにスキルツリーが存在し、プレイスタイルに合わせて自在に強化することができる。さらにクラフトで装備を強化していくことも可能。これらの要素を駆使しつつ、戦闘を繰り返すことで自身を強化していくのが本作のゲームサイクルとなる。
このたび、本作のVer1.0アップデートが2月21日に配信され、正式リリースを迎えることが発表された。なお昨年10月21日には、本作Steam公式ニュースにて正式リリース日が発表されていた。今回は「Echoes from the Void」と称したトレイラーが公開され、リリース日が正式に発表されたかたちとなる。また本作開発元によると、正式リリース以降も本作には新コンテンツが追加される予定とのこと。数か月に一度のペースで、コンテンツの追加や改善がおこなわれていくようだ。
Ver1.0では、新たなゲームシステムとしてアイテム派閥(Item Faction)が導入される。アイテム派閥とはギルドのような組織で、加入することでアイテム入手に関する恩恵を得ることができる。派閥にはランクが存在し、高いランクになるほどより強力な恩恵が獲得可能。ランクを上げるには派閥内で特定の行動をこなす、もしくは敵を倒したりクエストをこなしたりすることが必要となる。
また派閥には「Merchant’s Guild」と「Circle of Fortune」の二つが存在しており、プレイヤーはどちらかを選んで加入することになる。Merchant’s Guildでは他のプレイヤーとアイテムを交換したり、プレイヤー同士でアイテムを交換したりすることができるようになる。また派閥ランクが高いほど、より強力で人気のあるアイテムを売買可能となる。一方、Circle of Fortuneではアイテムドロップ率に関する恩恵が得られる。ランクが上がれば、アイテム発見能力に非常に強力なパッシブボーナスが与えられるようだ。
また各派閥のランクは1~10まで存在し、ランクが上がるごとに新たな恩恵が得られる。最大までランクを上げるには時間がかかるとのこと。なおプレイヤーはいつでも派閥を変更することが可能だ。同システムに関するより詳細な情報は、本作Steam公式ニュースより確認することができる(英文)。
このほかVer1.0アップデートに関する情報は、次第に発表されていくとのこと。昨年11月の本作Steam公式ニュースでは、アプデ情報公開に関するロードマップが掲載されている。これによると1月25日には、Acolyteクラスの最終マスタリー「Warlock」に関する情報が。つづく2月8日には、Rogueクラスの最終マスタリー「Falconer」に関する情報が公開されるとのこと。そして本作の正式リリース日である2月21日までに、その他の機能についての情報が発表されていくようだ。これからの続報を楽しみにしておこう。
『Last Epoch』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。販売価格は3900円で、正式リリース後も値段は変わらないとのこと。