工場自動化・冒険ゲーム『Oddsparks』Steamにて体験版配信開始。協力プレイ対応、フシギ生物たちを働かせたり戦わせたりして世界を探検

 

THQ Nordic Japanは1月16日、工場自動化・世界探索ゲーム『Oddsparks: An Automation Adventure』の体験版を配信開始したと発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、2024年内に早期アクセス配信予定。


『Oddsparks: An Automation Adventure』は、工場自動化ゲームとリアルタイム戦略ゲームを組み合わせた作品だ。開発は、THQ Nordicと同じくEmbracer Group傘下にあるMassive Miniteamが担当。ソロプレイおよびオンライン協力プレイに対応し、協力プレイは公式には最大4人までがサポートされるが、厳密には制限はないとのこと。

本作にてプレイヤーは、スパークと呼ばれる小さな生き物たちを引き連れて、クエストをこなすべく自動生成される世界を探索。さまざまな資源を入手してワークステーションを建設し、アイテムを生産しつつモンスターと戦う。ワークステーションは、スパークに指示を与えることで作業を自動化でき、さまざまな種類がいるスパークの行動を管理・最適化させる要素が本作の特徴のひとつとなっている。

 


今回配信された体験版には、最初のバイオーム「森林」の約半分のコンテンツが収録され、キャラクターカスタマイズからゲームプレイのコアループ、ストーリーの初めの部分までを体験可能。3時間以上のボリュームになるそうだ。なおオンライン協力プレイも可能だが、現時点ではベータ段階となっており、2人以上でプレイすると動作が不安定になる可能性があるとのこと。

森林にはあわせて61種類のクエストが存在し、体験版ではその内の38種類をプレイ可能。また、森林のスパークは5種類の内の3種類が、森林ワークステーションと物流建物は18種類の内の9種類、森林レシピは21種類の内の10種類が収録されている。

体験版においては、スパークを生み出す祠(Shrine)の修復や、ワークステーションの建設および作業の自動化などのクエストをプレイでき、スパークに働かせるシステムの基本などを学ぶことができる。修復や建設にはさまざまな資源が必要となり、マップを探索して収集。その際にはモンスターと戦うこともでき、資源収集やバトルでもスパークが手助けしてくれる。


早期アクセス配信開始時点では、この森林と、もうひとつ「山々」と呼ばれるバイオームが収録予定。ジップラインやエレベーターを駆使して垂直物流を管理する要素や、より強力なツール、より奇怪で攻撃的な敵、爆発するスパークや偵察を手伝うスパークなどが登場するとのこと。また、早期アクセス配信中にはさらなるバイオームの追加も計画されている。

Oddsparks: An Automation Adventure』は、PC(Steam)向けに2024年内に早期アクセス配信予定。そして体験版は現在配信中だ。なお、本作においては「日本語対応応援プロジェクト」が実施中。現時点で日本語への対応は決定していないが、Steamにて多くの日本のゲーマーが本作をウィッシュリストに登録することで、日本語化される可能性が高まる模様である。体験版をプレイして気に入った方は、ぜひ登録しておこう。