“圧倒的に好評”ローグライト・ロボットFPS『Roboquest』いろいろ遊びやすくなり人気が急上昇。Steam同時接続プレイヤー数記録更新
デベロッパーのRyseUp Studiosは1月9日、ローグライトFPS『Roboquest』向けの最新アップデートを配信開始した。その後Steamでは、同時接続プレイヤー数の記録を更新する盛況となっている。本作はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Roboquest』は、ローグライト要素のあるFPSだ。ソロプレイおよびオンラインでの2人協力プレイに対応。オンラインマルチプレイではクロスプレイもサポートされている。本作にてプレイヤーは、ガーディアンやエンジニア、レンジャーなどのクラスをもつロボットを選択し、ランダム生成されるステージにて敵ロボットやボスと戦う。
道中では、新たな武器やアップグレードアイテムを入手可能。また、敵を倒して経験値を貯めて、レベルアップした際にもアップグレードをおこなえる。そうして強化を重ねながら、さまざまな環境と構造をもつステージをさらに進んでいくのだ。もし死んだ場合は、道中でのアップグレードなどをすべて失い、拠点からやり直し。拠点では、恒久的な強化をおこなうことができ、またそれまでのプレイにて獲得した資源のレンチにて施設のアップグレードも可能である。
本作は、2020年8月に早期アクセス配信が開始され、2023年11月7日に正式リリース。Steamのユーザーレビューでは、正式リリース直前は約4900件のうち94%が好評とする「非常に好評」ステータスであったところ、本稿執筆時点では約9600件に増え、その95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスへと評価を高めている。
そして先日1月9日に、正式リリース後初めてのアップデートが配信された。同アップデートでは、Lottery LukeというNPCが拠点に追加。拠点レベルを一定以上に上げた後に購入可能となり、彼にレンチを渡すとランダムでアイテムを排出してくれるようだ。なお、同NPCの現在の実装は最終的なものではなく、今後さらに改善される予定とのこと。このほか、一部ステージの生成システムの改善や、バランス調整なども実施。詳細はパッチノートを確認してほしい。
そしてこのアップデート配信後、Steamでは正式リリースによる盛り上がり後やや落ち着いてきていた同時接続プレイヤー数が、上昇に転じた。また、1月12日からはその上昇率が増加し、これまでのピーク時には約5700人に到達(SteamDB)。正式リリース直後の記録を約1000人上回ることとなった。また、ちょうど1月12日からは本作の25%オフセールが開始されたため、それとアップデートの相乗効果による記録更新といえそうだ。
本作の今後については、季節ごとに大型アップデートが配信される計画となっている。今春には武器をテーマにしたアップデートが予定され、新規武器の追加のほか、武器向けの“スパイシー”な追加要素も大量に用意されているという。ロードマップではこのほか、今夏のアップデートは「SUPER」、今秋は「ENDLESS」といったアップデートのテーマが予告。少なくとも2025年初旬までは開発が継続されることがうかがえる。
『Roboquest』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。なお、Steamにおける25%オフセールは1月24日まで。