『ファイナルファンタジーVII リバース』キャラクター、エリア、バトルにまつわる新情報公開。密かな人気を誇るタークスのイリーナの詳細がついにお披露目
スクウェア・エニックスは1月15日、『ファイナルファンタジーVII リバース』(以下、FF7リバース)の新情報を公開した。冒険の中で出会う新たな人物やワールドエリアが公開されている。あわせて、新たなトレイラーも公開され、クラウドたちが星の支配を狙うセフィロスと戦う、本作のストーリー展開を断片的に紹介している。
『FF7リバース』は、『ファイナルファンタジーVII リメイク』に続く新作だ。三部作プロジェクトの第二作目となり、ミッドガルを脱出したクラウドたちが、未知なる荒野の旅に踏み出す。本作ではリニア型であった前作とは異なり、広大なフィールドが存在。世界はいくつかのワールドエリアに分かれており、ワールドごとに探索やプレイ体験が変わる、自由な冒険が楽しめるそうだ。
今回発表された新情報のひとつは、新たなワールドエリアに関する情報だ。要塞都市ジュノンの上層部に位置するエルジュノンのほか、ジュノン港を出発してコスタ・デル・ソルへ向かう第八神羅丸の様子が公開。第八神羅丸の船内では、本作にて新登場となるカードゲームタイプのミニゲーム「クイーンズブラッド」の大会を開催しているそうだ。クラウドたちもこの大会に参加できるのかも知れない。また、今回の発表で新情報として登場していないものの、第八神羅丸が向かうコスタ・デル・ソルも街として用意されていることだろう。
エルジュノン
第八神羅丸
さらに、今作から新登場となるキャラクターとして、イリーナとチトフ船長も公開。イリーナは、新羅カンパニーのタークスの新人として働く女性であり、先輩のルードと共に黒マント追跡の任務にあたることになる。格闘術と銃撃を織り交ぜた戦闘スタイルを得意としており、憧れのツォン主任に認められようとやる気にみなぎっている。なお、イリーナはオリジナル版にも登場したキャラクターである。
もうひとりのチトフ船長は、第八神羅丸の船長で、本作で初登場となるキャラクターだ。仕事ぶりは堅実で、船員からの信頼も厚い人物であるそうだ。第八神羅丸の船内で開催されるイベントでは司会を務めることもあるという。前述したクイーンズブラッドの大会などで、彼が司会をする姿が見られるのかもしれない。
また、新たなバトル関連の新情報として、クラウドたちの仲間となるユフィとケット・シーの戦い方も公開。ユフィは、手にした巨大な手裏剣と忍術を駆使して、近距離と遠距離の両方で戦う戦闘スタイルをもっている。手裏剣を手にしている間は、近距離を攻撃する「たたかう」のコマンドと、「手裏剣投げ」の固有アビリティが使用できるようだ。そして、手裏剣を投げることで「たたかう」のコマンドが「忍術」に変化。手裏剣を投げている間が遠距離で戦うモードといったかたちだろう。「分身の術」を使用することで分身と2人で攻撃することもできるそうで、弱点を突く攻撃をさらに有効活用できるという。
手裏剣を手にした状態
手裏剣を投げて忍術が使える状態
一方、ケット・シーは、本体であるネコ単体の状態で素早い身のこなしを駆使して戦うモードと、「モーグリコール」のアビリティを利用して呼び出したモーグリに乗って戦うモードがあるそうだ。モーグリに乗っている間は、攻撃が変化するほか、固有アビリティとして「ドロップキック」が使用可能。モーグリの攻撃が当たることでゲージが溜まり、「おまもりチアー」などの味方を強化する技が使用できるとのこと。なお、オリジナル版でもリミット技として「ダイス」や「スロット」などを使用していたケット・シーは、本作でも運の要素を含むユニークな技を多く扱うことになるそうだ。
ケット・シー単体状態
ケット・シーのモーグリ搭乗状態
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS5向けに2月29日発売予定。