Nintendo Switch狂気旅館調査3DADV『Night of the Crabz ~カニの頭に気をつけろ~』、なんと“100円”で1月18日発売へ。ヤケクソだけど実況してほしいとして
個人のゲーム開発スタジオKaminGamesは12月30日、コメディミステリーアドベンチャーゲーム『Night of the Crabz ~カニの頭に気をつけろ~』を2024年1月18日に発売することを発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格は100円となっている。
『Night of the Crabz ~カニの頭に気をつけろ~』は、雑誌記者が謎に挑むアドベンチャーゲームだ。禁煙中のヘビースモーカーの兼城と、酒とギャンブルが大好きな保村ら、出版社に勤める2人の雑誌記者は、最近オープンしたばかりの旅館へ取材に行くことに。その旅館は、おばけの出る旅館と言われ炎上している旅館だった。調査の最中、「Beware Crabz Head(カニの頭に気をつけろ)」という文章を見つけた兼城と保村は、旅館の謎、そしてカニの謎に迫っていく。なお、兼城と保村は出版社に勤める雑誌記者であり、旅館にやってきた理由はあくまでも新規開店した旅館を紹介するという名目となっている。ただの取材記者として振る舞いながらも、カニの謎の情報をつかんでいくそうだ。
本作は、旅館をはじめ、公園やオフィス、地下、さらには味噌の中などがローポリゴンで描かれている。その3Dマップを自由に移動し、探索をおこなって証拠を集めていくことになる。ゲームトレイラーや公式サイトはユーモラスな作りになっているものの、公式では“思ったよりもちゃんとしている謎解き”をアピール。本作のキーワードとなっている“カニの謎”が、いったいどんなものなのか気になるところである。
本作を手がけたKaminGamesは、代表を務める有坂虹乃氏の個人スタジオである。KaminGamesは、これまでに月面基地を舞台にした『さよならエレクトリック』とホラーゲーム『赦免 The remission of sins』といったノベルゲームを発売。いずれも真面目なテイストの作品であり、表面上コメディタッチな部分が目立つ『Night of the Crabz ~カニの頭に気をつけろ~』は大きく方向性を変化してきている作品だ。
ちなみに、本作は2021年に発表され、有坂氏が1人で2年以上かけて開発した作品となっている。そんな本作は100円と大盤振る舞いの価格となるという。開発者もヤケクソであると認めている。そのほかプレスリリースには、「全編実況OK」「収益化OK」「ひったくり価格」「最初から底値」「セール参加放棄」など楽しげな文言が並んでいる。
『Night of the Crabz ~カニの頭に気をつけろ~』は2024年1月18日、Nintendo Switch向けに発売予定。価格は100円となる。