高評価骸骨ローグライクアクション『Skul: The Hero Slayer』累積販売本数200万本突破。熱心アプデなどにより売上伸ばし、正式リリースから約2年で達成
パブリッシャーのNEOWIZは12月27日、ローグライク・アクションゲーム『Skul: The Hero Slayer』の全世界累積販売本数が200万本を突破したと発表した。また開発元SouthPAW Gamesも、12月28日になってこの記録達成をSNS上で報告している。
『Skul: The Hero Slayer』は、ちびっ子スケルトンを主人公とするローグライク・アクションゲームだ。プレイヤーは魔族側に属する主人公となり、人間の帝国軍に襲撃されさらわれた魔王の救出を目指して戦う。本作は、主人公の頭部の“スカル”を別のものに取り替えることで、武器やスキルの異なる別のキャラクターになれることが特徴。現時点では約40種類のスカルが存在し、複数のレア度に分類されているほか、集めた資源を消費して強化することも可能である。
ステージにはそうしたスカルや、さまざまなバフ効果を追加するアイテム、そしてアイテムを購入できるショップで使えるお金といったクリア報酬が用意され、スカルやアイテムの種類はランダムで提示される。ステージ内の敵をすべて倒して報酬を獲得、あるいはお金・資源に変換することを繰り返しながら主人公を強化し、各ステージの最後で待ち受けるボスを目指すのだ。その道中では、主人公や宿敵となる初代勇者にまつわる物語も展開される。
本作は2020年2月にSteamにて早期アクセス配信が開始され、2021年1月に正式リリース。また同年10月にはNintendo Switch/PS4/Xbox One版も配信開始された。そして2022年1月には、韓国発インディーゲームとして初となる累積販売本数100万本を達成。それから約1年でさらに100万本を上積みし。今回累積販売本数200万本を突破することとなった。
本作はSteamでは、本稿執筆時点で約4万1000件ものユーザーレビューが投じられ、その内の93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。そうした評価の高さや、対応プラットフォームの拡大によって、上述したように売れ行きが加速していったものと思われる。また、本作は正式リリース後の現在も開発が継続されており、そのなかでは新たなコンテンツの追加はもちろん、コミュニティからの意見を取り入れた改善やバランス調整も幅広く実施。かなり大胆に調整されることも珍しくなく、そうした開発元の継続的かつ積極的なサポートも支持され、この成功に繋がったのかもしれない。
『Skul: The Hero Slayer』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中。なお今回の累積販売本数200万本突破を記念し、Steamでは本作のウィンターセールの期間延長が決定。来年1月19日3時まで50%オフの1025円で購入可能となっている。
また、PC版向けにはすでに配信中の最新大型アップデートおよびDLC「Mythology Pack」について、コンソール版向けの配信が技術的な問題により延期されているが、12月27日時点で問題の原因が特定・対処されており、来年1月の配信が決定したことも案内されている。