株式会社STP WORKSは12月26日、ファストフードバトルゲーム『フライドポテトプッシャーフレンズ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発売日は2024年1月12日。価格は470円。発表と合わせて、本日よりCAMPFIREキャンペーンが開始されている。
『フライドポテトプッシャーフレンズ』は、ハンバーガーショップで提供するバーガーセットを作るゲームだ。プレイヤーは、バーガーセット提供用のトレイとポテトを撃ち出すマシンを操作して、バーガーセットを作ることになる。時間内に客へ作ったバーガーセットを作ることが本作の目的となっている。なお、本作は最大4人同時にプレイできるマルチプレイに対応している。
バーガーセットは、ハンバーガーとポテト、コーラの3つで構成されており、それぞれ作る手順が異なる。ハンバーガーは、ベルトコンベアで運ばれてくるタイミングで赤いボタンにポテトを撃つことで、食材が押し出されてプッシャー上に投下される。その食材を大量のポテトで押し出し、上手くバンズに重ねていくことで完成となる。バーガーは、チーズバーガーやエッグバーガーなど種類があるそうで、決められた順番で載せていく必要があるという。
そして、ポテトはポテトのケースに決められた量を入れ、コーラは画面左に設置されているドリンクバーに付けると自動で注がれる。これでバーガーセットの完成である。完成したバーガーセットを画面右のコンベアに載せて、客への提供は完了。セットを1つ提供するごとにアルバイト代がもらえるそうだ。
なお、この職場にはアルバイト訓練用のロボットが出現し、どういうわけかプレイヤーに攻撃を仕掛けてくるそうだ。ロボットはポテトを撃つことで倒せるが、ロボットのエネルギー弾を食らってHPが0になるとゲームオーバーとなってしまう。なかなか過酷な職場となっている。
本作においてはプレイヤーのアップグレードが存在。一生懸命バーガーセットを提供して得たアルバイト代を使うことで、移動速度やHP、ポテトの攻撃力などを強化することが可能。働けば働くほど、さらに働きやすくなるわけである。
さらに、今作にはエナジーメーターを満タンにすることで、ゲームオーバーまでの1プレイの間だけ効果があるアイテムを入手して強化が可能。こちらの強化アイテムは、自動で攻撃をするようになったり、客の商品提供待ち時間を伸ばしたりと、永続的強化と比べて強力な効果をもつものがあるようだ。
本作を手がけるSTP WORKSは、先述した『古銭プッシャーフレンズ』のほか、『スイーツプッシャーフレンズ』といった、『プッシャーフレンズ』シリーズを手掛ける開発スタジオである。『古銭プッシャーフレンズ』はメダルゲーム、『スイーツプッシャーフレンズ』はお菓子のプライズマシンと、ゲームセンターに設置されているゲームをモチーフにしている。
本稿執筆時点での『プッシャーフレンズ』シリーズ最新作『古銭プッシャーフレンズ2』は、Steamストアページで354件のすべてのレビューにおいて90%の好評を得て、「非常に好評」のステータスを獲得。基本的にはただ古銭を撃ち込むというゲームであるのにも関わらず、中毒性があるという点が好評の理由となっているようだ。
なお、本作は本日より2024年1月7日までCAMPFIREが開始。支援をすることでSteam版のダウンロードコードがもらえるほか、ポテト型キーホルダーがもらえたりタイトル画面のポスター広告に掲載できたりといった、さまざまな特典が用意されている。各プランの詳細は、本作のCAMPFIREページを確認されたい。
さらに、本日21時より、『フライドポテトプッシャーフレンズ』のデバッグ生放送も実施予定。生放送では、視聴者の意見を聞き、集めた意見をもとにして発売までにバグ修正とアップグレードをおこなうことが目的であるそうだ。本作が楽しみな人は、こちらもチェックして意見をぶつけてみるといいだろう。
『フライドポテトプッシャーフレンズ』は、PC(Steam)向けに2024年1月12日発売予定。CAMPFIREは、本日から2024年1月7日まで実施中だ。