Preferred Networksは12月18日、『Omega Crafter』のSteam早期アクセス配信を3月に開始すると発表した。12月前半にはオープンベータテストも展開されており、それらのフィードバックは製品に取り入れられていくという。
『Omega Crafter』は、オープンワールドで繰り広げられるサバイバルクラフトゲームだ。舞台となるのは開発中のゲームの世界。この世界では謎の妨害プログラムがあり、ゲームの開発が難航している。プレイヤーはゲームを完成させるため、相棒のグラミーとともに冒険や街づくり、ボスの討伐などをおこなうこととなる。
本作は『Valheim』などから影響を受けており、緊張感のあるサバイバルが展開。一方で本作独自の個性としてプログラミング要素が存在する。グラミーにプログラミングすることでさまざまな作業を自動化させることが可能。たとえば探索では木の伐採や岩の採掘を代わりにおこなってくれる。街づくりではアイテムなどのクラフトや、畑での栽培といった要素をグラミーに代わりにやってもらい、自動化させられる。さまざまなアイテムを集めながらクラフトをし、そしてそのクラフトをグラミーに任せることで、拠点を大きくしさらなる戦いに挑むのだ。
本作では、12月3日から17日にかけて、オープンベータテストが実施。同テストには2万2000人以上のプレイヤーが参加したという。同テスト中にはカメラモードが実装されたり、ユーザーにより“登る系のゲーム”がゲーム内に作られたりと、活発な動きが見られた。全体的に前回実施されたオープンアルファテストよりも盛り上がりを見せており、開発陣としても手応えを感じているようだ。3月に配信開始される早期アクセス配信版には、オープンベータテストで投じられた意見も反映されるのだろう。
『Omega Crafter』はSteamで2024年3月に早期アクセス配信開始予定だ。