『ソニックアドベンチャーDX』『ソニックアドベンチャー2』Steam版の“おま国”解除へ。日本向け配信開放が2024年の早い時期を目処に進行中

セガは12月16日、『ソニックアドベンチャーDX』と『ソニックアドベンチャー2』のPC(Steam)版について、2024年の早い時期に日本国内向けに開放し、配信開始する予定であることを明らかにした。

セガは12月16日、『ソニックアドベンチャーDX』と『ソニックアドベンチャー2』のPC(Steam)版について、2024年の早い時期に日本国内向けに開放し、配信開始する予定であることを明らかにした。現在両作品は、日本からは購入できないいわゆる“おま国(「ゲーム自体は販売中であるが、お前の国(リージョン)向けには売らない」という旨の意味をもつネットスラング)”の状態にある。

『ソニックアドベンチャーDX』は、3Dアクションゲーム『ソニックアドベンチャー』のアップグレード版だ。2003年にゲームキューブおよびPC向けに発売され、Steamでは2011年に配信開始。本作は、ハイスピードアクションを楽しめるアクションステージと、ストーリーが用意されたアドベンチャーフィールドの2つのパートで構成。ソニックやテイルス、ナックルズなど6体のキャラでプレイできる。また、指定のお題のクリアを目指すミッションモードも収録されている。

『ソニックアドベンチャー2』は、2001年にドリームキャスト向けに発売された3Dアクションゲーム。Steam版は、PS3/Xbox 360版に続いて2012年に配信開始。30以上のアクションステージと150以上のミッションが収録され、世界を救うHEROサイドと、世界征服を目論むDARKサイドのダブルストーリーを楽しめる。また、2人対戦モードも用意されている。

『ソニックアドベンチャーDX』

『ソニックアドベンチャー2』


いずれの作品もPC版がSteamにて配信されているが、日本からのストアページへのアクセスに制限がかけられ、購入できない状態が続いている。そして今回セガは、両作品の日本国内向けの配信開放を進めていると発表。ついに日本でも購入できるようになるということだろう。配信開放時期としては、2024年の早い時期と案内された。

ちなみに、今回の配信開放の発表は「ソニック公式ファンミーティングツアー2023-2024 in 大阪」にておこなわれたという。そのため『ソニックアドベンチャーDX』と『ソニックアドベンチャー2』に関する情報のみが伝えられたのだろうか。セガのSteam向け作品としては、『クレイジータクシー』や『ジェットセットラジオ』『スペースチャンネル5 パート2』『NiGHTS into dreams…』なども、いわゆる“おま国”の状態となっており、日本からは購入できない。これらのタイトルの配信開放にも期待したいところである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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