『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』Steam版、人集まりスタート。PC版感触は上々模様

スクウェア・エニックスは12月7日、『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS(ファイナルファンタジーVII エバークライシス)』のSteam版を配信開始した。キャラを育成してバトルを交えながら、『FF7』シリーズの物語や世界観を楽しめる基本プレイ無料ゲームだ。

スクウェア・エニックスは12月7日、『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS(ファイナルファンタジーVII エバークライシス)』(以下、FF7EC)のSteam版を配信開始した。それなりに人が集まっている様子だ。

『FF7EC』は、スクウェア・エニックスとアプリボットが開発する基本プレイ無料の運営型ゲームだ。クエストあるいはバトルをこなし、キャラ育成をしながら『ファイナルファンタジーVII』シリーズの物語や世界観を楽しむ作品となっている。たとえば、現時点では『ファイナルファンタジーVII』『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』の2作品の物語の一部が、オリジナル版をベースとしつつも本作向けにアレンジされたかたちで楽しめる。また、その2作品だけでなく完全新作オリジナルストーリーとして『ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー』の物語が展開されている。

好きなキャラと、その武器やマテリアなどを育成し、それらのキャラを使ってチャプターを攻略(戦闘のないチャプターもある)。物語などを読んでいくのが基本的な流れになる。物語関係なくバトルを楽しめるエンドコンテンツやマルチプレイコンテンツも備わっている。


本作はモバイルで展開されていたが、このたびSteamでもリリースされた。4K解像度と60fpsで本作を遊べるのが特色。そして、Steam版はさっそく人を集めているようだ。同時接続ユーザー数としては4756人を記録(SteamDB)。記事執筆時点でも3000人強のプレイヤーが遊んでおり、ローンチに際してそれなりのユーザー数が本作をプレイしていることがわかる。

一方でSteamでの評価は「ほぼ好評」と「賛否両論」の間を行き来している状態。ゲーム自体、ストーリーがメインコンテンツであり、そのストーリー数がリリース直後ということで多くないなど、好みが分かれているようである。一方でPC版としてリリースされるにあたり、弊誌でもお伝えしたように、うまく最適化されているとの声も多い(関連記事)。PCで遊ぶという点では一定の評価を得ているようだ。


ファイナルファンタジーVII エバークライシス』は、PC(Steam)/iOS/Androidで配信中。現在イベント「聖火を宿すプレゼント」が開催中。サービスが開始されてまだ浅いということで、各種ログインボーナスやスタートボーナスも配布されている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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