サイケな音楽一体型レーサー『THRASHER』発表。『THUMPER』開発者が手がける、幻想世界で成長する生物を導くオーディオビジュアル体験


デベロッパーのPuddleは12月8日、レースゲーム『THRASHER』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソールで、2024年配信予定。VRプレイもサポートされるとのこと。

『THRASHER』は、音楽とビジュアル、そしてゲームプレイが融合した体験が特徴のコズミックレーサーだという。時空を超えていく旅がテーマとなり、プレイヤーはSpace Eelと呼ばれる奇妙な生き物を導く。そして、サバイバルレースを通じて巨大なモンスターへと成長させていくことになるとのこと。

公開されたトレイラーでは、多数の毛が生えた魚のようなキャラクターが、幻想的な世界を縦横無尽に動き回っている。プレイヤーはジェスチャー操作にてこのキャラクターをダッシュさせたり急降下させたりなどし、障害物を乗り越えコンボを重ねていく。ボスとの戦いも存在するそうだ。どのようなゲーム体験となるのかは、まだまだ謎が多い印象である。


本作の開発元Puddleは、Brian Gibson氏とMike Mandel氏が設立したスタジオ。Gibson氏はミュージシャンであり、リズム・バイオレンスゲーム『THUMPER』を手がけた人物としても知られる。本作『THRASHER』では楽曲制作やデザインを担当。本作の怪しく輝く金属的なビジュアルや、ボスらしき骸骨のようなキャラクターのデザインは、『THUMPER』を彷彿とさせる。一方のMandel氏も、『Rock Band VR』や『Fantasia: Music Evolved』などの音楽ゲームを手がけてきたベテランだ。

『THRASHER』は、PC(Steam)およびコンソール向けに2024年配信予定だ。