廃墟の星冒険アクション『Europa』Steamにて4月17日配信へ。ジブリ作品の影響受ける、人類なき星の滑空冒険譚

Future Friends Gamesは12月7日、『Europa』を日本時間2024年4月17日に配信開始すると発表した。廃墟の星を舞台とする、アクションアドベンチャーゲームだ。

パブリッシャーのFuture Friends Gamesは12月7日、『Europa』を日本時間2024年4月17日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、Steamストアページ表記によれば日本語表示に対応している。また現在Steamストアページにて無料デモ版が配信中だ。


『Europa』は、鮮やかな色彩で描かれた広大な自然が印象的な、3Dアクションアドベンチャーゲームだ。本作の舞台となるのは、木星の衛星「Europa(エウロペ)」だ。本作世界ではエウロペに豊かな緑が生い茂り、かつては人類が居住可能な楽園とされていたという。本作で探検するエウロペは、その楽園がすでに崩壊した後のような景色が広がっており、清浄で美しい自然の中に、人類が残したと思われる遺跡や廃墟が数多く残されている。本作でプレイヤーは、アンドロイドの「Zee(ジー)」としてエウロペの世界を駆け回り、そこに残された人類の物語を解き明かしていくこととなる。

 


主人公となるジーは、背中につけたゼファー・ジェットと呼ばれる噴射装置を使って、大空を自由に飛び回ることが可能だ。ゼファー・ジェットの機能は徐々にアップグレードも可能とされている。公開されているトレイラーの中では、水面を滑るように移動したり、気流に乗って勢いよく飛び出したりといったアクションが登場。爽快感のある移動操作が本作の特徴のひとつとなりそうだ。また、パズルを解くようにスイッチやオブジェクトを操作するシーンや、暗い遺跡の中で攻撃を掻い潜るようなシーンも見受けられる。冒険の道すがら、さまざま仕掛けや危険に直面することもあるのかもしれない。

 


本作を手がけるのはデベロッパーのHelder Pintoだ。総勢4名の小規模デベロッパーで、チームを率いるHelder Pinto氏は、Blizzard EntertainmentやCrytekに務めた経歴をもつ人物だ。ゲーム開発においては主にアート分野を中心に携わり、これまでに『オーバーウォッチ』シリーズや、『Crysis』シリーズといった著名タイトルの開発にも参加していたという。本作の公式サイト内の記述によれば、同氏は仕事の合間を縫ってすでに本作に5年の開発期間を投じてきたそうだ。また本作は日本のジブリ作品にインスパイアされているとのこと。

『Europa』は、PC(Steam)向けに、2024年4月17日に配信開始予定。現在Steamストアにて無料デモ版を配信中だ。

Toru Ishikawa
Toru Ishikawa

雑食ゲーマー、好きな言葉は「Random loot」と「Permadeath」です。

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