オープンワールドサバイバルMMO『The Day Before』運営元、発売直前に「これまでの宣伝方法がよくなかった」と反省。詐欺と呼ばないで

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パブリッシャーのMytona Fntasticは12月4日、オープンワールドサバイバルMMO『The Day Before』の発売を前に声明を発表。購入予定者を含む、本作にかかわるあらゆる方面に向けてメッセージを発した。本作は、PC(Steam)向けに12月8日に早期アクセス配信予定。

『The Day Before』は、パンデミック後のアメリカ東海岸を舞台とするオープンワールドサバイバルMMOだ。本作の世界には、血肉に飢えた感染者が徘徊しており、生存者たちはウッドベリーと呼ばれる安全なコロニーを構築している。本作にてプレイヤーはコロニーの新たな住民となり、生存者コミュニティの再建に取り組む。危険な外の世界に探索に出て、戦利品や資材を持ち帰るのだ。

本作のマップには、大都市から自然豊かな郊外までさまざまな環境が存在。探索においては、キャラクターの健康状態や空腹度、喉の渇きといったステータスに気を配りながらサバイバルする必要があるという。また、セーフハウスを購入・カスタマイズできる要素も用意。このほかコロニーでは、生存者コミュニティからはクエストを請け負ったり、ほかのプレイヤーとの交流したりできるそうだ。

本作は2021年1月に発表され、Steamウィッシュリスト登録者数で1位になるなど多くの注目を集めてきた。一方で、これまでにはその開発状況に不審の目が向けられることも少なくなかった。たとえば、本格的なゲームプレイ映像がなかなか公開されず、公開されても物足りない内容だったり、あるいは開発を“ボランティア”に頼っていることが明らかになったり(関連記事)。発売延期も繰り返され、また今年11月になって早期アクセス配信を通じた開発に変更された。このほか、「The Day Before」の商標が他者に先行取得されたことで、Steamストアページが削除されるというドタバタ劇も記憶に新しい(関連記事)。

今回Mytona Fntasticは声明にて、これまで暗い夜を過ごしてきたと表現し、同社および本作を信じてくれたファンや関係するパートナー、そして開発ボランティアに対し感謝の言葉を述べた。また、本作の購入予定者に対しては、皆のために制作した作品であるとし、発売後のゲームの改善やコンテンツの追加を約束した。

声明ではさらに、同社を信用していない人たちに向けてもコメント。(批判している)あなたたちのためにも作ったゲームであるとコメント。どのような批判も受け入れるとしたうえで、これまでに指摘されたいくつかの点について釈明した。まず、本作の映像公開などのマーケティングは良いやり方ではなかったと振り返り、許してほしいと述べた。同社では、毎日学び改善を続けているとのこと。

また、本作が詐欺的な作品であるとか、アセットの流用をしているといった指摘については、いずれも事実ではないとコメント。同社は、思い描く作品を実現させるために5年間懸命に働いてきたとし、オリジナル作品として実際に開発中であることを強調した。

本作の開発元FNTASTICは、これまでに非対称型対戦ゲーム『Propnight』や、極寒サバイバルゲーム『The Wild Eight』などを手がけており、ゲーム開発実績が乏しいスタジオというわけではない。ただ『The Day Before』では、より規模の大きい作品としてのコンセプトが示され、同スタジオ自身も「初の大型ゲーム」であると公言。そのうえで、今回言及されたようなマーケティングの拙さによって、多くの人に不審を抱かせてしまう結果となったようだ。ともあれ、実際のゲーム内容がどのような仕上がりであるかは、間もなく明らかになる。

『The Day Before』は、PC(Steam)向けに12月8日に早期アクセス配信予定だ。

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