バックパック整理対戦ゲーム『Sharded World: Backpack Adventure』発表。アイテム配置を管理し、他プレイヤーが構築したキャラと非同期型バトル

N-Hance Studioは12月5日、『Sharded World: Backpack Adventure』を発表した。本作はバックパックを管理しながら戦う、非同期型マルチプレイ対戦ゲームだ。

デベロッパーのN-Hance Studioは12月5日、インベントリ管理戦略ゲーム『Sharded World: Backpack Adventure』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。


『Sharded World: Backpack Adventure』は、インベントリであるバックパックを管理しながら戦う戦略ゲームだ。バトルの相手は本作をプレイするほかのプレイヤーとなるが、リアルタイムのオンライン対戦ではなく、非同期型マルチプレイが採用。プレイヤーは、4人のヒーローから選択してプレイする。ゾンビスライムがそれらのヒーローの体を乗っ取り、名声をかけて戦うという世界観設定とのこと。

ヒーローには、冒険家や魔術師などの職業のキャラクターがおり、それぞれ使用できるアビリティが異なるほか、体力やパワーなどのステータスにも違いがあるという。そして、用意された初期バックパックおよびアイテムを選択してプレイ開始する。バックパック内は六角形のマスで区切られており、そこに武器や食べ物などのアイテムを収納。アイテムごとに占有するマスの数や並びが異なるため、上手く収まるように配置することが求められそうだ。

 


対戦モードには、ランクマッチやカジュアルマッチが用意。バトルの流れについては現時点では明らかにされていないが、バックパック内のアイテムを使用して、ターン制などのルールにて戦うものと想像される。リアルタイム対戦ではないものの、対戦相手が使用するバックパックおよびその中のアイテム配置は、実際にそのプレイヤーが構築したものとなる。

バトルを有利に進めるには、バックパック内でアイテムをどのように配置するかが重要になるという。隣り合うアイテムなどによってシナジー効果が発生するのかもしれない。また、アイテムにユニークな特性を付与できるルーンといったアイテムも存在するとのこと。

このほか本作では商人も登場し、新たなバックパックやアイテムを購入可能。バックパックは、マスの数や構成が異なる複数の種類が存在する。さらに、アイテムをアップグレードしたり、複数を組み合わせて別のアイテムを作成したりといったこともできる。


本作の開発元N-Hance Studioは、ローグライク・アクションRPG『Sharded World』の早期アクセス配信を現在実施中。そのタイトルから、本作は世界観を共有するスピンオフ作品として開発されていることがうかがえる。ちなみにバックパックによるインベントリ管理に焦点を当てたゲームとしては、最近では『Backpack Hero』や『Backpack Battles』などが注目を集めており、人気が高まりつつある。

『Sharded World: Backpack Adventure』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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