Steamにて、PS4/PS5/Xbox向けコントローラーそれぞれの互換性情報を新たにチェック可能に。所有コントローラーの対応ゲームを探しやすく

 

Valveは11月21日、Steamのストアやライブラリなど向けにアップデートを実施。コントローラー(ゲームパッド)でプレイできるゲームを見つけるための機能が拡張され、XboxコントローラーやPlayStationのDUALSHOCKおよびDualSenseコントローラーといった、コントローラーの種類別の互換性情報がチェックできるようになった。


Steamのストアページでは、従来からある「フルコントローラサポート」や「部分的コントローラサポート」といった対応情報に加え、そのゲームがサポートするXbox・DualSense・DUALSHOCKの3つのコントローラーモデルの詳細も表示されるようになった。また、Steam入力APIをフル活用している場合には、その項目もあわせて表示。これらの情報は最近使用した1つまたは複数のデバイスに基づいてパーソナライズされ、過去に使用したコントローラーがあれば、たとえば「お使いのXboxコントローラー」といったかたちで表示される。

ユーザーのライブラリにおいても、各ゲームのコントローラーへの詳細なサポート情報が確認できるようになった。こちらも上述したパーソナライズがおこなわれ、所有するコントローラーで遊べるかが一目で分かるようになっている。また、開発元からコントローラーでのプレイが推奨されている場合は、そうした注意表記も表示。このほか、コントローラー設定にアクセスするボタンが常時表示されるようになり、対応コントローラーでゲームを絞り込むフィルターも用意されている。


コントローラー対応ゲームをまとめたSteamストアの「コントローラフレンドリー」ハブでは、Xbox・DualSense・DUALSHOCKのコントローラー別に、対応ゲームを絞り込む機能が追加。またストア検索オプションにおいても、サポートされているコントローラーの種類などで絞り込む設定が追加されている。

Valveによると、Steamの全アクティブプレイヤーの約12%が、日頃からコントローラーを使用しているという。ゲームジャンルによっては、さらに多くの割合のプレイヤーがコントローラーを使ってプレイしているとのこと。また、PS4やPS5の販売台数から、それらの対応コントローラーの普及が進んでいるとして、今回のアップデートを実施したそうだ。

また、過去1年間のコントローラーを使用したゲームセッション数は30億以上で、その60%がXboxコントローラー、27%がPlayStationコントローラーだったことなどのデータも公開されている。詳細は公式ブログを確認してほしい。