デジタルボードゲーム『MONOPOLY GO!』絶好調で収益約1500億円突破。モバイル向けカジュアルゲームとして最速記録

Scopelyは11月16日、『MONOPOLY GO!』における収益が10億ドル(約1500億円)を突破したと発表した。同作は基本プレイ無料のデジタルボードゲームだ。

デベロッパーのScopelyは11月16日、デジタルボードゲーム『MONOPOLY GO!』における収益が10億ドル(約1500億円)を突破したと発表した。モバイル向けカジュアルゲームとして最速での記録とのこと。


『MONOPOLY GO!』は、定番ボードゲーム『モノポリー』をモチーフにしたデジタルボードゲームだ。マルチプレイにも対応。プレイヤーはサイコロを振って盤上のマスを進み、止まったマスでのイベントをこなしながらお金を稼いでいく。物件を入手・アップグレードしてほかのプレイヤーからレンタル料を徴収したり、仲間の銀行からお金を奪ったり。また、賞金などを獲得できるイベントも定期的に実施されている。

本作は、iOS/Android向けに今年4月に配信開始。基本プレイ無料にて提供され、追加のサイコロなどが課金要素となっている。そして今回の発表にて、これまでに1億ダウンロードされ、収益が10億ドル(約1500億円)を突破したことが明らかになった。ローンチから約7か月での10億ドル突破は、モバイル向けカジュアルゲームとして最速記録だそうだ。


市場調査会社Sensor Towerが公開しているデータによると、米国におけるApp Store/Google Playでの収益ランキングにて、『MONOPOLY GO!』はいずれのストアでもしばらく1位の座に君臨。ほかの多くの国でも上位に位置している。また最新のデータによると、米国での今期の収益は前期比で305%増を記録(4Gamer)。ダウンロード数も大きく伸ばしており、こうした好調さが今回の記録達成に繋がったのだろう。

一方で、日本における収益ランキングを見てみると顔ぶれは大きく変わり、『MONOPOLY GO!』の姿は見えない。『モンスターストライク』などが高収益を維持しているほか、『勝利の女神:NIKKE』や『eFootball 2024』なども好調の模様。今後Scopelyが『MONOPOLY GO!』のさらなる成長を見据え、日本などの未開の地に向けた施策を展開するのかどうか注目されそうだ。

『MONOPOLY GO!』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料にて配信中。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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