荷物整理ローグライク『Backpack Hero』いきなり正式リリース。バックパック内アイテム配置で相乗効果を狙うバトル、新たにストーリーモード登場

Jaspelは11月15日、インベントリ管理ローグライクゲーム『Backpack Hero』を正式リリースした。新たにストーリーモードが実装されている。

デベロッパーのJaspelは11月15日、インベントリ管理ローグライクゲーム『Backpack Hero』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/itch.io)。Steam版の価格は2300円で、11月22日までは15%オフの1955円で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。


『Backpack Hero』は、インベントリ管理に焦点を当てたローグライクゲームだ。本作にてプレイヤーは、複数いる主人公キャラクターから選択し、ランダム生成されるダンジョンを進んでいく。そして敵と戦ったりアイテムを入手したりし、装備を充実させながらさらにダンジョンの奥へと潜っていく。

主人公はインベントリであるバックパックを背負っており、本作ではその中でのアイテム管理が大きな特徴となっている。バックパック内はいくつかのマスで区切られており、そこに入手したアイテムを配置。アイテムによって占有するマスの数や形状が異なるため、上手く配置をやりくりする必要がある。さらに、バックパック内での置く場所や、隣り合うアイテムの種類によってシナジー効果が発動。単に整理するだけでなく、より有利な効果を引き出すように配置することで攻略に繋がるわけだ。

 


本作は2022年8月に早期アクセス配信が開始。それからアップデートが重ねられ、主人公キャラクターやダンジョン環境、アイテムなどのコンテンツの追加、およびバランス調整などが実施されてきた。当初は今年5月に正式リリースされる予定だったが延期され、本日11月15日にサプライズ的に正式リリースされることとなった。

今回の正式リリースに合わせて配信されたアップデートでは、ストーリーモードが実装された。同モードでは、主人公のひとりパースの故郷であるハバーサック・ヒルの町を拠点として冒険。町は邪悪なアナグマ・キングによって破壊された状態にあり、クエストに基づきプレイヤーがダンジョンから持ち帰ったアイテムによって再建・発展させていくことになる。

町では50種類以上の建物を建設することができ、バックパックの整理と同様に、どの場所に何を建てるのかやどの装飾を配置するのかによって、特定の効果やボーナスが発動するという。また、さまざまなNPCも登場し、各種ショップも利用できるように。そしてゲームを進めるなかで、パースやその家族、そしてハバーサック・ヒルにまつわる物語が展開していくとのことだ。


なお、本作は今後も開発が続けられる予定。さらに多くのアイテムやNPC、町のサイドクエストの追加、バグ修正やバランス改善、音楽の追加やより良いModサポートの提供などが計画されている。

『Backpack Hero』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/itch.io)向けに配信中だ。また、海外では本日11月15日よりNintendo Switch版も配信開始している。日本でも近くリリースされることを期待したい。

【UPDATE 2023/11/15 12:01】
対応プラットフォームを追記

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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