商店街運営シム『Minami Lane』正式発表。小さな通りにお店や公園などを建設、商品や景観の良さでお客を満足させる

デベロッパーのDootは11月11日、商店街運営シミュレーションゲーム『Minami Lane』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年1月に配信予定。

デベロッパーのDootは11月11日、商店街運営シミュレーションゲーム『Minami Lane』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年1月に配信予定。


『Minami Lane』は、とある街の道路沿いに商店街を作り運営するシミュレーションゲームだ。日本から影響を受けたという世界観が採用され、リラックスした雰囲気で楽しめるという。また、商店街は徐々に拡張していけるようだが、スクリーンショットなどから察するに、かなりコンパクトな規模の作品となる模様である。

本作にてプレイヤーは、道路に面した土地に店舗を建設し、お客を呼び込みお金を稼いでいく。また店舗だけでなく、住宅や公園なども建設可能。住宅を建てると商店街に人が増え、公園は景観の良さに寄与する。本作には美しさ(Beauty)というステータスが存在し、訪れる人々の商店街に対する満足度に影響する。公園だけでなく、特定の店舗によっても景観が向上するようだ。

建設できる店舗にはコンビニやラーメン店などがあり、建物の色や屋根の形状などはカスタマイズ可能だ。店舗の種類によっては、建設費だけでなく、商店街を訪れる人の数や満足度に一定の条件が設定されている。そうしてたとえばラーメン屋を建てたら、お客に提供するラーメンに入れる麺やチャーシュー、ゆで卵の量といったレシピ、および販売価格を設定して開業する。


商店街を訪れたお客は歩いている際に感想を述べるため、満足しているのか、それとも何か不満があるのかを探ることができる。たとえば「ラーメンはもう少し麺が多い方が良かったなぁ」と言っていれば、レシピの麺の量を増やすと次は満足してくれるだろう。もっとも、材料費が増えれば収益を圧迫する。1日の終わりには、各店舗での売り上げなどと共に、お客の価格への満足度を確認できるため、それを参考に販売価格を上手く調整すると良さそうだ。

各店舗は、お金を支払うことでアップグレードが可能。その際には、収益性を高めるのか、あるいは先述した美しさステータスをアップさせるのかを選択できる。お客は商店街の景観についても感想を述べる。店舗のアップグレードにて対応するのか、公園などを新たに建設するのか、どのような商店街に発展させていくのかはプレイヤー次第だ。

一方で、本作ではいくつかの目標が随時提示され、それらを達成することは目標のひとつとなる。たとえば1日に指定金額を稼いだり、指定人数のお客を一定以上の満足度にしたり。また、プレイするなかではランダムイベントも発生するそうだ。


本作の開発元Dootは、カエルが主人公のローグライク・アクションゲーム『Froggy’s Battle』を手がけ高い評価を得たスタジオ。本作『Minami Lane』においては、アーティストのblibloopことDoriane Randria氏と共同開発しており、本作の温かみのあるビジュアルスタイルはRandria氏によるもののようだ。

『Minami Lane』は、PC(Steam)向けに2024年1月配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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