マウスカーソルローグライトアクション『Cursorblade』Steamにて好調スタート。カーソルを剣にして、マウス捌きでモンスター乱れ斬り

デベロッパーのRealPeachは11月6日、マウスカーソル・弾幕ゲーム『Cursorblade』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

デベロッパーのRealPeachは11月6日、マウスカーソル・弾幕ゲーム『Cursorblade(カーソルブレード)』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は本稿執筆現在Steamユーザーレビューにて「非常に好評」のステータスを獲得し、好調な滑り出しを見せている。

『Cursorblade』は、2D見下ろし視点の弾幕サバイバルゲームだ。本作でプレイヤーの分身となるのは、剣に姿を変えたマウスカーソル。画面上に次々と現れるモンスターたちを、マウスでなぞって斬りつける、という単純明快なアクションが特徴的な作品だ。

本作のゲームプレイは、ウェーブクリア方式で進行していき、ウェーブが進むごとに出現するモンスターの数と種類が増加していく。モンスターたちは、自身の周囲にダメージ判定を発生させたり、ホーミング弾やレーザーを撃ち出したりと、それぞれ固有の攻撃パターンを持っている。プレイヤーはマウスカーソルを巧みに操り、徐々に激化していく攻撃を避けつつモンスターを斬り刻んでいくこととなる。モンスターへのダメージは、カーソルが接触するたびに発生する仕組みとなっているため、素早くマウスを動かせば短時間でより多くのダメージを与えることができるだろう。


また、本作にはプレイごとにランダムな強化要素を取得していくローグライト要素も盛り込まれている。ウェーブクリア毎に3種の武器が提示され、最大6つまで装備可能。カーソル周囲に毒の霧やトゲの球を発生させるものや、なぞった軌跡に炎や爆弾を残す能力付与など、武器の効果は多種多様だ。同じ武器を繰り返し取得してレベルアップさせれば、気に入った武器の性能強化も可能。このほか、最大HP増加やバリア展開、被弾時の無敵時間増加など、カーソルの基本性能を強化するアイテムも登場する。恒常的なアップグレード要素としては、ゲームオーバー時に獲得スコアに応じたポイントが付与され、これを消費することで固有スキルを持った新たな剣(カーソル)が解禁可能となっている。


そんな本作は、リリース直後にさっそくピーク時同時接続プレイヤー数358を数え、同規模タイトルとしてはなかなか好調な滑り出しに。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューにて、176件中81%の好評により「非常に好評」のステータスを獲得している。投稿されたレビューの中では、単純操作でついついハマってしまうといった感想や、マウスカーソルが自機と攻撃手段を兼ねる本作のアイデアが評価されている。一方で、ある程度やりこむと敵の攻撃パターンやアップグレードに変化が感じられなくなり退屈である、ボスや新たな武器など追加コンテンツが欲しいといった声も寄せられている。今後のアップデートにも期待されるだろう。

『Cursorblade』を手がけるのは、インディーデベロッパーのRealPeach。本作が初のリリースタイトルとなる。公式Xアカウントのポストによれば、本作は5月頃から開発が進められていた模様。itch.ioでも本作紹介ページが公開されており、こちらでは無料デモ版が配信されている。気になったひとは一度プレイしてみるとよいだろう。

『Cursorblade』はPC(Steam)向けに配信中。現在リリース記念セールにて11月14日まで10%オフの522円で購入可能だ。

Toru Ishikawa
Toru Ishikawa

雑食ゲーマー、好きな言葉は「Random loot」と「Permadeath」です。

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