デジタルボドゲ『レッツプレイ!オインクゲームズ』DLC「いかだの5人」発表、12月7日配信へ。アナログ&デジタル同時期発売の珍しいパターン

オインクゲームズは11月1日、デジタルボードゲーム『レッツプレイ!オインクゲームズ』向けのDLC「いかだの5人」を発表した。新作のボードゲームであり、アナログ版も同時期に発売されるという。

デベロッパーのオインクゲームズは11月1日、デジタルボードゲーム『レッツプレイ!オインクゲームズ』向けのDLC「いかだの5人」を発表した。12月7日配信予定で、価格は800円(税込)。「いかだの5人」は新作のボードゲームであり、このデジタル版に加えアナログ版も同時期に発売されるという。

『レッツプレイ!オインクゲームズ』は、オインクゲームズが提供するボードゲームのデジタル版だ。現在PC(Steam)/Nintendo Switch/iOS/Android向けに配信中。アナログ版にてベストセラーとなった「海底探険」や、お絵かき+人狼パーティーゲーム「エセ芸術家ニューヨークへ行く」、チームワークが試される協力型ゲーム「月面探険」など、7種類の作品がデジタル化して収録され、最大8人でのオンラインおよびオフラインマルチプレイに対応する。

そして本作に向けては、追加のボードゲームがDLCとして販売されており、今回新作である「いかだの5人」の配信が決定したかたちだ。ゲームデザインは、上述した「海底探険」の作者でもある佐々木隼氏と、「テキパキもぎもぎ」などを手がけたましう氏の共作。アートワークは佐々木氏が担当したとのこと。

 

アナログ版でのプレイの様子

「いかだの5人」は、オインクゲームズとしては初となるバランスゲームだ。1〜6人でのプレイに対応。プレイヤーは、海から拾い集めたという設定の板カードを土台に乗せ、いかだを作成。そして、さまざまな形の人のコマ5種類と、宝箱のコマを乗せながら、いかだを大きく増築していくこととなる。このなかでは、板をおさえる要の人をうっかり動かしてしまえば、いかだは一気に崩れてしまうという。そのため、自分は崩さないように注意しながら、ライバルが失敗するよう、上手く立ち回ることが求められるそうだ。

また、板カードに描かれたクギやフシを避けていかだを組み立てる上級ルールや、1人でどれだけ宝箱が置けるかに挑戦する1人用ルールも用意されるとのこと。なおマルチプレイに関して、本作では誰かひとりがDLCを購入すれば、ほかのプレイヤーは未購入でも一緒に楽しむことが可能である。


『レッツプレイ!オインクゲームズ』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/iOS/Android向けに配信中。そしてDLC「いかだの5人」は12月7日配信予定だ。配信開始から1週間は25%オフセールが実施される。

またアナログ版の「いかだの5人」は、12月9〜10日に東京ビッグサイトにて開催される「ゲームマーケット2023秋」にて先行発売予定。そして12月15日に一般販売が開始される。詳しくは公式サイトを確認してほしい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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