マルチ対応遺跡探検シューター『Strange Brigade』Steamにてプレイヤー爆増。高評価作品が「約250円」の超お得セールが引き金か

Rebellionが手がけたTPS『Strange Brigade』のPC(Steam)版がにわかに人気だ。10月26日に突如プレイヤー数が大きく増加している。

デベロッパーのRebellionが手がけたTPS『Strange Brigade』のPC(Steam)版がにわかに人気だ。10月26日に突如プレイヤー数が大きく増加し、同時接続プレイヤー数にしてこれまでの最高記録の6倍以上にまでなった。

『Strange Brigade』は、1930年代のエジプトを舞台にするTPSだ。ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応し、ゲーム内は日本語表示に対応。本作の世界では、魔の女王セテキが4000年の眠りから蘇り、忠実な下僕である怪物たちまでも現世に連れ戻してしまう。そこでお宝ハンターであるストレンジ・ブリゲードのメンバーたちが、女王やその軍勢を死後の世界へとふたたび送り返すべく戦う。

ストレンジ・ブリゲードは、考古学者やボクサー、傭兵、デーモンハンターといったメンバーで構成され、それぞれ初期武器が異なるほか、固有のアビリティをもつ。そして古代遺跡や発掘現場などを進み、ミイラや骸骨、ミノタウロスなどの敵の軍勢に立ち向かう。敵に対しては、銃や近接攻撃のほか、ステージ内の環境を活かした戦いも有効。さまざまなトラップがそこかしこに存在し、上手く敵をおびき寄せて発動させるのだ。

武器はステージ内で新たなものを入手できるほか、貯めたお金などにより購入・強化が可能。このほか、ステージにはパズル要素も存在する。難解なパズルも多く、周囲を探索することで解法のヒントを得られることがある。

 


本作は『Sniper Elite』シリーズなどで知られるRebellionが開発し、2018年に発売。Steamのユーザーレビューにて85%が好評とする「非常に好評」ステータスを得るなど、なかなかの高評価を獲得した。一方で、Steam版の同時接続プレイヤー数を見てみると、ローンチ直後こそ約2000人に達したものの、その後は200人前後で推移。二桁まで落ち込むことも珍しくはなかった。

ただ、昨日10月26日になって同時接続プレイヤー数が急増。その前日までは10人台で推移していたところ、一気に1万人を超え、これまでのピーク時には約1万2400人にまで達した(SteamDB)。これはSteam全体で見るとトップ100には入る数字である。

大幅な記録更新となった背景としては、ちょうど開始されたセールが関係していそうだ。なんと95%オフで販売され、本作の最安値記録までも更新。通常価格5150円のところ257円で購入できる。高評価作品が今までになく格安となったことに加え、協力マルチプレイを前面に押し出したゲームプレイであることも手伝い、同時接続プレイヤー数が大きく増加することとなったのだろう。

『Strange Brigade』は、PC(Steam)向けに配信中だ。95%オフセールは11月2日までとなっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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