「スター・ウォーズ」傑作シューター『Star Wars: Dark Forces Remaster』2月28日発売へ。FPSリマスターの名手が手がける


デベロッパーのNightdive Studiosは10月25日、『Star Wars: Dark Forces Remaster』を現地時間2024年2月28日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。

『Star Wars: Dark Forces Remaster』は、FPSゲーム『STAR WARS – Dark Forces』のリマスター版だ。同作は1995年にLucasArtsよりPC向けに発売され、PlayStation向けにも展開された。「スター・ウォーズ」を題材にした初のFPSタイトルで、当時高い評価を得ていた作品だ。なお同作は現在Steamでも発売中であり、本稿執筆時点で約2100件のユーザーレビューを集め90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。現在でも傑作としてFPSファンに愛されているようだ。

本作において、プレイヤーは銀河帝国から脱走した傭兵カイル・カターンとなる。そして反乱同盟軍の秘密作戦に参加し、帝国が企てる「ダーク・トルーパー計画」を発見することになる。プレイヤーは帝国に潜入し、この計画の阻止を目指すのだ。ゲームプレイは一人称視点で展開し、謎解きや探索をしながら現れる敵たちを倒していく。戦闘では射撃武器だけでなく、拳や地雷を用いて戦うことも可能。シールドや弾薬などさまざまなパワーアップアイテムも用意されている。

オリジナル版『STAR WARS – Dark Forces』

 

『Star Wars: Dark Forces Remaster』

リマスター版である本作では、グラフィックやゲームプレイの改善が施される。テクスチャの高解像度化や、ライティングとレンダリングの強化がおこなわれるという。トレイラーでは、オリジナルの雰囲気そのままでグラフィックが美麗に描き直されていることがわかる。最大4K解像度・120fpsにも対応するようだ。またゲームパッドにも対応し、ジャイロや振動機能の追加もおこなわれるとのこと。

本作を手がけるのは、アメリカに拠点を置くNightdive Studiosだ。同スタジオは独自のゲームエンジン「KEX Engine」を用い、これまでに『Turok』や『Doom 64』などのリマスターを開発。高品質なリマスターを手がけるスタジオとして知られている。そして本作『Star Wars: Dark Forces Remaster』においても、同ゲームエンジンが用いられるかたちだ。オリジナルの体験そのままに、さらに遊びやすくなることが期待できそうだ。

『Star Wars: Dark Forces Remaster』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに、現地時間2024年2月28日発売予定だ。またオリジナル版である『STAR WARS – Dark Forces』はPC(Steam/GOG.com)などで発売中だ。