オープンワールド・サバイバルホラー『The Forest』なぜかSteamで大盛りあがり。同接は一気に7万8000人を超える


Endnight Gamesが手がけたオープンワールド・サバイバルホラーゲーム『The Forest』のPC(Steam)版において、その同時接続プレイヤー数の最高記録が10月22日に更新された。約7万8000人にまで達し、にわかに大きな盛り上がりをみせている。

『The Forest』は、ホラー映画「Cannibal Holocaust(食人族)」や「The Descent(ディセント)」などから影響を受け開発されたオープンワールド・サバイバルホラーゲームだ。ソロプレイに加え、最大8人での協力プレイにも対応。搭乗した飛行機がとある森に不時着し、同乗していた幼い息子が何者かにさらわれてしまったことで、プレイヤーは息子を救出することを目標にサバイバル生活を送る。

本作にてプレイヤーは、森を探索して食料を確保し、さらに資源を入手して武器や道具をクラフトしたり、拠点を作ったりして生き延びるのだ。また森には野生動物が生息しているほか、食人族が暮らしており、サバイバルするなかではその脅威にも晒されることとなる。

本作は2018年5月にリリースされ、同年内に530万本以上を売り上げる大ヒットを記録。その後、海外PS4版も発売された。Steamでは、本稿執筆時点で約42万件ものユーザーレビューが投稿されており、そのうちの95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。


そんな本作のPC(Steam)版にて、10月22日に同時接続プレイヤー数の記録が更新された。ここ数か月はピーク時数千人程度で推移していたところ、10月20日になって突如増加し一気に4万人を突破。その後もピークタイムを迎えるごとに記録を伸ばし、10月22日には約7万8000人にまで到達。これまでの最高記録から2000人ほど上積みする結果となった(SteamDB)。

本作のプレイヤー数が急増した背景について、はっきりとした理由は分からないものの、タイミングとしてはセール実施による影響が考えられそうだ。ちょうど75%オフセールが開始されたあたりから、プレイヤー数の増加がみられる。最安値とはならなかったものの、それに迫る512円というお安い価格によって、多くのプレイヤーが集まることとなったのかもしれない。同時に、Twitchでの本作の配信チャンネル数も増加しており(TwitchTracker)、これが相乗効果となった可能性もありそうだ。

『The Forest』は、PC(Steam)向けに配信中だ。また、本作には続編『Sons Of The Forest』が存在し、こちらはPC(Steam)向けに早期アクセス配信中である。