世紀末ケモノ・メトロイドヴァニア『Laika: Aged Through Blood』好評スタート。バイクでアクロバティックに戦う終末荒野バイオレンス冒険譚
パブリッシャーのHeadup Gamesは10月19日、Brainwash Gangが手がけたメトロイドヴァニア・アクションゲーム『Laika: Aged Through Blood』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)。本作は、さっそく高い評価を獲得している。
『Laika: Aged Through Blood』は、終末世界の西部の荒野を舞台にするメトロイドヴァニア・アクションゲームだ。バイクに乗ってプレイすることから、開発元は“モーターヴァニア”と表現している。ゲーム内は日本語表示に対応。本作の世界には擬人化された動物たちが暮らしており、非道な侵略を受けているコヨーテ部族の戦士が、復讐の旅をおこなう。
本作には、多様な環境のエリアで構成された広大なマップが用意され、バイクに乗って探索。主人公は主に銃を武器とし、バイクで走りながら敵対する兵士やボスと戦う。敵の銃撃はバイクの車体でガードできるほか、バイクをスピンさせて弾を跳ね返すことも可能。主人公は一撃で死ぬため、これらは大事なテクニックだ。また、任意のタイミングで時間をスローにすることもでき、敵をじっくり狙って撃つ際に役立つ。
マップには、大きくジャンプできる地形が数多く配置。アクロバティックなバイクアクションを楽しめるだけでなく、銃をリロードするには空中で宙返りする必要があるなど、ゲームプレイにも密接に関わっている。また、集落などにあるショップにて新たな武器をクラフトしたり、アップグレードしたりするために、マップの各所に眠る資源を集める要素も存在する。
本稿執筆時点では、メディアレビューもSteamユーザーレビューもまだそれほど数は多くないものの、本作の評価はなかなか高い。たとえば海外メディアIGNは9点(10点満点)をつけており、Steamユーザーレビューでは全体の98%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。バイクアクションとガンアクションを組み合わせたユニークなゲームプレイや、過酷な終末世界で展開されるドラマチックな物語などが好評。サウンドトラックの良さに言及するレビューも多い。
『Laika: Aged Through Blood』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに配信中。各ストアでは体験版も配信されている。また本作は、Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S版も今後リリースされる予定だ。