コナミが新たなデジタルTCG『ORE’N』を発表。“自分だけのカード”を作ってバトル・交換、『モンスター烈伝 オレカバトル』の流れを受け継ぐ

コナミデジタルエンタテインメントは10月16日、デジタルトレーディングカードゲーム『ORE’N』を発表した。対応プラットフォームはPCブラウザおよびiOS/Android。本日より、クローズドベータテストの参加者も募集開始している。

コナミデジタルエンタテインメントは10月16日、デジタルトレーディングカードゲーム『ORE’N』を発表した。対応プラットフォームはPCブラウザおよびiOS/Android。本日より、クローズドベータテストの参加者も募集開始している。

『ORE’N』は、カードデッキで簡単バトルが楽しめるデジタルトレーディングカードゲームである。本作は、3枚のカードでデッキを作り、対戦するかたちとなるようだ。バトルはスロットを止めるだけとシンプルなシステムを採用。しかしながら、3枚のカードに魔法アイテムと罠アイテムを組み合わせることが可能となっており、それらを組み合わせたデッキ構成で、シンプルなバトルに戦略性をもたせているという。さらに、バトル中にモンスターを召喚する方法には、「合体召喚」「クラスチェンジ召喚」「ゲット召喚」といった特殊召喚もあるとのこと。これらの特殊召喚もバトルを盛り上げる鍵となるそうだ。

本作は、合体や進化、ゲットといったいろいろな方法で新しいモンスターを入手することが可能となっている。そしてモンスターに「バトルミーム」を継承したり、新たなコマンドを覚醒させたりすることで、自分だけのモンスターにすることができる。世界で1枚だけの自分だけのカードが作れるというわけである。


さらに、カードは交換することが可能であるそうだ。ゲーム内にはマーケットが用意されており、そこではレアカードを探したり、素材となるカードを大量入手したりすることができる。また、カードには発行枚数や入手方法が限られる限定カードも存在。もちろん限定カードもトレーディング可能であるとのことで、コレクター精神をくすぐられそうだ。

『ORE’N』には、モンスターデザイナーとして、漫画「約束のネバーランド」の作画担当などで知られる出水ぽすか氏が参加。出水氏のデザインしたカードをゲーム中で使用することができるようだ。また、公式サイトに掲載された出水氏のコメントによると、本作の新作を待っていたそうで、自身も本作のサービス開始を楽しみにしている模様である。


出水氏のコメントからわかるとおり、本作は2012年にアーケードゲームとして稼働が開始した『モンスター烈伝 オレカバトル』の流れを汲んだ作品であるようだ。『モンスター烈伝 オレカバトル』は2022年3月31日にe-amusementサービスが終了し、稼働終了したゲームである。それから約1年半が経ち、改めてPCやスマートフォンで楽しめる『ORE’N』として、新たなかたちで復活したわけだ。

なお『ORE’N』の公式サイトにて、本作のクローズドベータテストの参加者を募集中である。初めて知ったという人はもちろん、『モンスター烈伝 オレカバトル』をかつてプレイしていて懐かしいという人も、興味を抱いたなら応募してみるといいだろう。

『ORE’N』は、PCブラウザおよびiOS/Android向けに配信予定。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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