ウサギ人狼ゲーム『Bunny Game』正式発表、体験版配信中。裏切り者ウサギが紛れ込むなか冬に備えてニンジン集め
デベロッパーのNoceboは10月9日、ウサギ人狼ゲーム『Bunny Game』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
『Bunny Game』は、最大12人でのマルチプレイに対応し、ウサギのキャラクターでプレイする人狼系ゲームだ。オンラインマルチプレイに加え、LAN接続によるローカルマルチプレイも可能とのこと。本作にてプレイヤーはウサギとなり、冬を越すために必要なニンジンを集めるなどの目標を、ほかのプレイヤーと協力してこなしていく。ただし一部のプレイヤーには、裏切り者ウサギの役が与えられることとなる。
いわゆるサバイバー側となったプレイヤーに与えられる目標としては、上述したニンジン集めを指定数こなすほか、鷲から逃れたり、農夫にイタズラしたりなどがある。一方の裏切り者側のプレイヤーは、あの手この手でその目標達成を妨害するのだ。また裏切り者には、サバイバーウサギを襲って倒したり、ニンジンを盗み食いしたりといったサブ目標が設定される。サバイバー側としては、そうした怪しい行動をしているウサギを倒し、裏切り者を排除することも重要になるだろう。
マップ内ではあちこちにニンジンが生えており、サバイバーはそれを収穫して大きな木の根元にある穴に集めていく。農園にはニンジンがたくさん植えられているが、作業をしている農夫に見つかると追い回され、捕まってしまうと死亡。ニンジンを大量ゲットできる場所ながら、リスクもある。
また、マップ上空では鷲が飛んでおり、その影を踏むと襲われてやはり死亡。すぐに草むらに隠れるなどする必要があるだろう。このほか、自生しているベリーを食べると一定時間移動速度がアップしたり、野生のヤギなどの動物に接触するとダメージを受けたりと、マップ内にはさまざまなギミックが存在する。時間や天候の変化も表現され、体温が下がると動きが遅くなるため、温かく保つことが求められるそうだ。
このほかロビーとなる穴ぐらでは、ウサギの毛の色をカスタマイズしたり、『PONG』風アーケードゲームを楽しんだり、あるいは新たなマップやアップグレードをアンロックしたりできる。アップグレード要素には、たとえば複数のニンジンをまとめて運べる荷車や、夜間の視界を確保する懐中電灯を追加したり、また体温低下を和らげたり、ジャンプの距離を伸ばしたりなどがある。
『Bunny Game』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。なお、本作は現在Steamにて体験版が配信中である。