デベロッパーのRed Nexus Gamesは10月13日、パズルアクションゲーム『Fowl Damage』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年第3四半期に配信予定。
『Fowl Damage』は、タマゴのような姿の丸っこいキャラクターを主人公とするパズルアクションゲームだ。1ボタンでプレイできると説明されており、左右の移動のほかはジャンプ操作だけでステージを進んでいくゲームプレイになる模様。そして本作では、そのジャンプに細心の注意を払うことが求められるという。
本作には、川底や古代の森などをテーマにしたステージが用意され、主人公のジャンプアクションを駆使して進み、最終的に謎めいた工場からの脱出を目指すこととなる。ただし、主人公はまさにタマゴのように脆く、一定以上の高さから地面に落下したり、勢いよく天井にぶつかったりすると、割れてミスとなってしまう。普通にジャンプした際の最高点からの落下でも割れてしまうとのこと。
ダンジョンのような構造をもつステージの各エリアには、数多くの足場や段差が配置。一足飛びに進もうとすると落下ミスになってしまう場所でも、そうした足場を上手く辿ることで落下の勢いがつかず突破できる。複雑に配置された足場などを前に、どの順番で飛び乗っていくと割れずに済むのか試行錯誤するのかが、本作におけるパズル要素となるのだろう。
ステージにはこのほか、主人公に追従して動く足場や、主人公をやさしく受け止めてくれる泡、収集すべきアイテムなども存在し、これらもパズル要素に関わってくる模様。そして巨大なボスも待ち受けている。ボスバトルでは、主人公は攻撃手段をもたないため、足場などを上手く使ってボスの攻撃を避けていくことになるようだ。また、坂道を転がって猛スピードで進むような場面もあるとのことである。
本作を手がけるRed Nexus Gamesは、人気ローグライク・パチンコゲーム『Peglin』などの開発元としても知られるスタジオだ。本作『Fowl Damage』は、同スタジオにデザイナーおよびゲームプレイプログラマーとして参加しているMay Gardens氏が、4年ほど前から個人でプロトタイプ制作をおこなっていた作品で、このたびついに製品化される運びとなった。
ちなみに、本作はGardens氏の手によりすでに90%ほどまで完成しているとのこと。またスタジオスタッフの拡充もおこなっていることから、本作の開発の影響によって、現在早期アクセス配信中の『Peglin』の開発が遅れるようなことにはならないと説明されている。
『Fowl Damage』は、PC(Steam)向けに2024年第3四半期に配信予定だ。