『Roblox』PS4/PS5版配信開始。自作ゲームやコミュニケーションを楽しめる基本プレイ無料プラットフォーム

Roblox社は10月11日、同社が開発するプラットフォーム『Roblox』をPS4/PS5向けに配信開始した。3D空間のメタバースでコミュニケーションやゲームを楽しめる基本プレイ無料プラットフォームである。

Roblox社は10月11日、同社が開発するプラットフォーム『Roblox』をPS4/PS5向けに配信開始した。『Roblox』は、3D空間のメタバースでコミュニケーションやゲームを楽しめる基本プレイ無料プラットフォームである。

『Roblox』は、アメリカに本拠を置くRoblox社が開発したオンラインプラットフォームだ。公式サイトによると、デイリーアクティブユーザーが全世界に約6600万人も存在するそうで、世界的なオンラインプラットフォームのひとつとなっている。ユーザーは、『Roblox』内で専用のアバターを作り、ほかのユーザーと会話をしたりゲームをプレイしたり、メタバースでさまざまなコミュニケーションをとることができる。アバターを彩るコスチュームやアクセサリーが膨大に用意されており、それらを組み合わせて自分らしさを表現する楽しみ方も可能である。

『Roblox』の大きな特徴のひとつは、個人でゲームを開発して『Roblox』内で公開することができる点だ。この機能により、自分が作ったゲームをほかのユーザーにプレイしてもらうことが可能。個人のゲーム開発者のみではなく、さまざまな企業も参入して活発なコンテンツ開発がおこなわれている。

なお本プラットフォームは主に有償通貨Robuxによってマネタイズがおこなわれている。アバターの装飾アイテムのほか、ゲーム内パスなどの購入に用いることが可能だ。

ちなみに、近年は日本国内でも『Roblox』へのコンテンツ参入が見られる。先日にはTBS GAMESがメタバースソリューション事業に取り組むGeekOutと手を組み、『Roblox』向けに『風雲!たけし城』を公開した(関連記事)。さらに「ドラえもん」を題材にしたゲーム『ドラえもん のび太のゴーゴーライド!』の制作がGeekOutから発表されたり、ベーゴマ玩具「BEYBLADE X」を題材にしたメタバースワールドが開設されたりと、日本国内の人気コンテンツも『Roblox』向けに増えつつある。

このたびPS4/PS5向けに配信された『Roblox』は、クロスプラットフォームに完全対応しているとのこと。そのため、PC/XboxやiOS/Androidなど、各デバイスで『Roblox』にアクセスするユーザーとのコミュニケーションが可能となっている。コンソールの対応プラットフォームが拡大されたことで、ゲーマーにとってもより触れやすくなったことだろう。

『Roblox』のPS4/PS5版は、本日より基本プレイ無料で配信開始されている。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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