“開発者が自分でクリアするのも苦労する”高難易度アクション『imomushi』発表。イモムシくん、崖を登り転げ落ちてやり直し

AMURu氏は10月8日、『imomushi』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。『imomushi』は、その名のとおりイモムシを操作して、ひたすら頂上を目指していく2D“登り系”アクションゲームだ。

個人開発者AMURu氏は10月8日、『imomushi』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。現在プロモーションビデオが公開されている。

『imomushi』は、その名のとおりイモムシを操作して、ひたすら頂上を目指していく2D“登り系”アクションゲームだ。プレイヤーは、黄色の幼虫「イモムシくん」となり、険しい道のりを踏破していくこととなる。本作は、“壺おじ”こと『Getting over it』や『Pogostuck』といったタイトルにインスパイアされた作品。それらのタイトル同様、必死で積み重ねた進捗度が一瞬で無に帰すような、超高所からの落下も起こり得るという。


本作のゲームプレイは、イモムシくんが地面を這って移動あるいはジャンプする、非常にシンプルなアクションで進行していく。その一方で、イモムシくん特有の「クセのある挙動」を見せるとされている。公開されている映像からは、イモムシくんは地面を這って移動するためか、設置した地面に対して平行な姿勢を保とうとする挙動や、斜面からずり落ちていくといった場面も見うけられる。こうしたキャラクターの挙動/操作に慣れることが攻略の第一歩となるだろう。また、本作では自分の過去の挙動を表示する、ゴースト表示機能も実装されているとのこと。

また、本作では可愛らしい手書きイラスト風のグラフィックが採用されていることも特徴的だ。ステージ上の足場となっているフルーツにはそれぞれ顔が描かれており、進行に行き詰った時にはこうしたほのぼのとした雰囲気が、プレイヤーにとっての癒しになるのかもしれない。なかには、空中を移動するハチの背中や、上に乗ると重力にしたがって回転してしまうフルーツを乗り継いでいく場面も登場しており、ギミック要素も盛り込まれているようだ。


本作を手がけるのは個人開発者のAMURu氏。本作における、グラフィック・サウンド・プログラムなどは、すべて同氏個人によって制作されたとのこと。同氏はXアカウントにて、開発者自ら本作の攻略に挑んだところ、かなりの苦戦を強いられた結果、クリアするまでにおよそ40時間を要したことを報告している。同アカウントの投稿によれば、Steamストアにおける本作のリリースは、10月末を目標に開発が進められているとのこと。

『imomushi』は、PC(Steam)向けに現在開発中。予定販売価格は470円。Steamストアの公開は現在申請中とのこと。詳細なリリース予定については、Xの開発者アカウントの情報などを参照されたい。

Toru Ishikawa
Toru Ishikawa

雑食ゲーマー、好きな言葉は「Random loot」と「Permadeath」です。

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