リアルタイム戦術ゲーム『コマンドス オリジンズ』発表。WW2の“不可能”極秘ミッションを遂行する、『Commandos』シリーズの伝説的部隊結成の原点を描く


パブリッシャーのKalypso Mediaは10月5日、Claymore Game Studiosが手がけるRTS『コマンドス オリジンズ(Commandos: Origins)』を国内向けに発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|Sで、2024年発売予定。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。

『コマンドス オリジンズ』は、RTS『Commandos』シリーズの最新作だ。ソロプレイに加え、オンラインもしくはローカル画面分割での2人協力プレイに対応。本作では第二次世界大戦下の世界を舞台に、“グリーンベレー”ことジャック・オハラが5人の仲間たちと出会い、伝説的な部隊“コマンドス”を結成するというシリーズの原点が描かれる。

本作には、北極の氷の平原からアフリカの広大な砂漠、ヨーロッパの西海岸線から東部戦線まで、第二次世界大戦が繰り広げられた戦線を舞台とする10以上のミッションが収録。ナチス兵が敵として登場するなかでの、奇襲作戦や救出作戦、あるいは秘密裏の破壊工作などの任務が用意される。


コマンドスの部隊にはジャック・オハラのほか、トーマス・ハンコック(サッパー)、フランシス・T・ウールリッジ卿(スナイパー)、サミュエル・ブルックリン(ドライバー)、ジェームズ・ブラックウッド(マリー)、レネ・デュシャン(スパイ)というシリーズおなじみのメンバーが結集。ミッションでは、それぞれがもつユニークなスキルを活かしつつ、綿密に計画を練って遂行する。

一方で、ミッションでの戦況はリアルタイムで変化するため、メンバーのスキルに加え、周囲の環境や乗り物なども活かす判断が求められる。部隊へのステルスやアクションの指示については、従来のシステムのほかに、より直感的な操作システムも導入されているそうだ。

『Commandos』シリーズについてKalypso Mediaは、複雑な課題の存在するミッションをいかにして攻略するかといった戦略性と難易度の高さが評価されてきたとし、本作においてもそうした魅力を維持していると強調。各ミッションには、初回プレイ時には見逃してしまうかもしれないサブ目標や収集要素も用意されるという。また俯瞰視点で描かれるビジュアルについても、現代化しつつもオリジナルのアートスタイルを踏襲したとアピールしている(Xbox Wire)。

『コマンドス オリジンズ(Commandos: Origins)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年発売予定。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。また、ゲーム内は日本語表示に対応する。