クトゥルフ漁業探検RPG『DREDGE』の大型DLC「The Pale Reach」発表。氷河に囲まれた極寒の地で漁業
パブリッシャーのTeam17は10月6日、『DREDGE』の新DLC「The Pale Reach」を発表した。同DLCは11月16日に発売される予定だ。本作はPC(Steam/GOG.com)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売中。
『DREDGE』は漁業アドベンチャーゲームだ。プレイヤーは漁船を操作して、不気味な近海で漁をおこなう。釣った魚を地元民に売ったりクエストを遂行したりしながら日銭を稼ぎ、船をアップグレードする。そして付近の海をさらに探索し、海底に眠るという不吉な謎を解き明かしていくのだ。また本作は「クトゥルフ神話」などに代表されるコズミックホラー要素をもち、夜の暗闇では“望ましくない何か”に遭遇することもある。
今回発表された新DLC「The Pale Reach」では、新たな舞台として氷河バイオームが追加される。氷に囲まれた極寒の地でも、プレイヤーは漁をおこなうことになるようだ。特殊なギアを船に装備することで、水面の氷を砕きながら漁をしよう。また新たに11種類のカニや魚が追加される。釣った魚の鮮度を長持ちさせる新しいアイテムも実装されるという。もちろん氷河バイオームもほかの地域と同様に、夜の海には恐ろしい存在が現れるようだ。
また新DLCではストーリーコンテンツも用意されている。プレイヤーは氷の渓谷を巡る旅に出発し、かつてそこに足を踏み入れた人々の運命を明らかにすることになるという。このほかDLCでは8つの新たな実績などが追加される。詳細はPS Blogなどより確認可能だ。
本作は今年3月にリリースされ、Steamユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど高評価を得ている。これまでに3つの大型アップデートが配信され、マップの改善やフォトモードの追加など、コンテンツの洗練がおこなわれてきた。そして今回、本作初の大型・有料DLCとなる「The Pale Reach」が発表されたかたちとなる。
なお本作を手がけるBlack Salt Games は、本作初の大型DLCとして「The Iron Rig」を以前に発表していた。しかし本作開発元より9月29日に、同DLCを来年まで延期することが伝えられている。当初は同DLCを今年の第4四半期にリリースする予定だったようだ。しかしマーケティング期間や発売時期の関係で、先送りを決断したとのこと。そこで代わりのDLCとして、今回の「The Pale Reach」が発表されたかたち。一方、「The Iron Rig」は次回のDLCとして予定されており現在制作中とのこと。また近日中に詳細が伝えられるようだ。続報に期待しておこう。
『DREDGE』の新DLC「The Pale Reach」は、PC(Steam/GOG.com)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに、11月16日発売予定だ。