SteelSeries初の配信向けマイク「Alias」シリーズ発表、10月20日発売へ。独自ソフトにAIノイズキャンセリング機能搭載

 

ゲーミングデバイスブランドのSteelSeriesは10月4日、同ブランド初の配信向けマイク「Alias」シリーズを発表した。発売は10月20日で、本日より予約受付が開始されている。本シリーズは現時点でUSBマイク単体の「Alias」と、XLRマイクとミキサーがセットになった「Alias Pro」の2種類の発売が予定されている。

SteelSeriesはデンマークに本社を置くゲーミングデバイスブランドだ。創業当時業界初とされたゲーミングマウスパッドをはじめ、ヘッドセット、キーボード、マウスを主要製品として展開。一般向けからプロシーンまで、幅広いユーザー層へゲーミングデバイスを届けている。

本日発表されたAliasは、USBコンデンサーマイクだ。USB接続でセッティングが簡単ながら、プロオーディオレベルの音質が特徴のひとつとしてアピールされている。マイク本体の前面には、ミュートボタンやヘッドセットの音量調整ダイヤルを搭載。さらに背面にはマイクのゲイン調整ダイヤルが搭載されており、サウンド周りの簡単な調整であれば本製品単体で直感的に操作できるようになっている。


本シリーズのもうひとつのバリエーションとなるAlias Proも、Alias同様にコンデンサーマイクである。Alias ProがAliasと違うのは、XLR接続であること。XLR接続のAlias Proは、Aliasよりも音質が良くなっているため、配信でより聞きやすい声を届けたい人はこちらを選択するといいだろう。なお、Alias Proにはミキサーが付属されている。アナログで収録した音声をミキサー内でデジタル変換してUSBを介して2台のPCに入出力するなど、より多目的な使用ができる製品だ。ちなみにAlias Proは、マイク本体ではなくミキサーでミュートや音量調整が可能だ。


なお、両製品はSteelSeriesの独自ソフト「Sonar」により、さらに細かい音量調整やミキシングが可能とのこと。バックグラウンドの音楽やゲーム音などを調整できるため、配信において役立つだろう。また、SonarにはSteelSeries独自のAIノイズキャンセリング機能が搭載されている。生活音などバックグラウンドのノイズを消すことができるそうなので、こちらも配信時に活躍しそうだ。

AliasおよびAlias Proは、10月20日より全国の家電量販店やAmazon.co.jpにて発売予定。本日より予約受付が開始されている。