大迷惑・落ち葉飛ばしゲーム『リーフブロワーパーソン』10月18日配信へ。落ち葉を掃除しつつ、住民も吹き飛ばして街を混乱に陥れる

Unbound Creationsは10月3日、『Leaf Blower Man(リーフブロワーパーソン)』を10月18日に配信すると発表した。落ち葉などを掃除する機械リーフブロワーを使う、アーケードライクなアクションゲームだ。

デベロッパーのUnbound Creationsは10月3日、リーフブロワー・アクションゲーム『Leaf Blower Man(リーフブロワーパーソン)』を10月18日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。

『Leaf Blower Man』は、空気を吹き出して落ち葉などを掃除する機械リーフブロワーを使う、アーケードライクなアクションゲームだ。プレイヤーはリーフブロワーを背負ったキャラクターを操作し、ステージ内に散らかっている落ち葉を掃除する。ブロワーの風を当てて落ち葉を吹き飛ばし、所定の場所まで運べばスコアを獲得。そして規定数の落ち葉を運ぶことができればステージクリアだ。スコアだけでなく、いかに速くクリアできるかも評価ポイントとなる。

ハイスコアを目指すうえでは、落ち葉掃除以外でもスコアを獲得することが重要になる。たとえば、ステージ内にある家具などのオブジェクトを吹き飛ばしたり、それらを特定の場所に集めたり、あるいはNPCを吹っ飛ばすなどして困らせたりすることでも追加のスコアを獲得できる。住宅地ステージでは日曜日の朝6時という設定だそうで、早朝に騒々しくしてご近所さんを困らせる迷惑なゲームプレイが、本作ではむしろ評価される仕組みなのだ。


本作には物理演算が取り入れられており、落ち葉やオブジェクトひとつひとつに上手く風を当てないと、目的の場所へ運ぶことは難しい。また、ステージは住宅地以外にも、街中や電車内、さらには迷惑清掃員に抗議する集会場所や、月と思しき宇宙空間なども登場する模様。各ステージには、隠し目標も設定されているようだ。

本作にはこうしたキャンペーンモードのほかに、大群モードと呼ばれるゲームモードも収録される。数を増やし続ける“好戦的な葉っぱ”と戦い、経験値を得て新たなパワーアップや武器を選択し生き延びて、最後に待ち受ける“秋の暴君リーフキング”のもとにたどり着くことを目指す内容だそうだ。具体的にどういったゲームプレイになるのか詳細は不明だが、概要からは『Vampire Survivors』のようなスタイルになるのではと思わせる。


本作の開発元Unbound Creationsは、『ヘッドライナー:ノヴィニュース』や『レインパレード: イタズラ雲の冒険 !』など高評価作品を多く手がけてきたスタジオだ。先日には、カラスになって人々を困らせるゲーム『Just Crow Things(カラスのおしごと)』を発表しており(関連記事)、作品のテーマにイタズラを取り入れることが好みの様子。本作『Leaf Blower Man』は、そんな開発者のイタズラ心をコンパクトに表現した作品になるようだ。

『Leaf Blower Man(リーフブロワーパーソン)』は、PC(Steam)向けに10月18日配信予定だ。またSteamでは体験版が配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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