カルト殲滅FPS『DUSK』全面HDリマスター含む大型アプデは12月配信へ。5周年記念した太っ腹無料アプデ、Mod利用・制作などもぐぐっと便利に

 

パブリッシャーNew Blood Interactiveは10月1日、『DUSK』のHDリマスターアップデートを12月に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本語表示に対応している。

『DUSK』は、2018年にリリースされたオールドスクールFPSだ(関連記事)。本作は、『DOOM』『Quake』などをはじめとする90年代のFPSゲームにインスパイアされた、レトロスタイルの作品だ。プレイヤーは、ダブルバレルショットガンをはじめとした銃火器を携えて、カルト教団の村、魔物が暮らす地下ダンジョン、天空の研究施設へと単身で乗りこんでいく。

本作のグラフィックは、90年代のゲーム作品を彷彿とさせるローポリゴンのスタイルを採用。スライディング、ストレイフジャンプ、バニーホップなど、軽快な移動テクニックを駆使して無数の敵を蹴散らす、スピーディーなゲームプレイが特徴だ。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューにおいて、1万6987件中97%の好評を集め「圧倒的に好評」のステータスを獲得している。


そんな本作においては、グラフィックを全面HDリマスター化する大幅なアップデートが開発中。このたび、そのリリース予定時期が12月となることが発表された。同アップデートは、2018年12月にリリースされた本作の5周年に伴い、ほかの要素とともに配信されるという。アップデートは任意で適用可能となり、適用後は既存のモンスター、武器、オブジェクトなど、すべてのモデルとテクスチャが刷新される。これらの新モデル/テクスチャは、Steamワークショップにてダウンロード可能となり、ユーザーの好みで新旧グラフィックの変更ができる。既に本作を購入済みのユーザーは、無料で入手/適用可能となる。また、同時に本作のSDK(ソフトウェア開発キット)とSteamワークショップ機能が公開される。今後は、ユーザー各自が作成したモデルを自由にアップロード/ダウンロード可能になるとのこと。


本作を手がけるのはアメリカ・ペンシルバニアを拠点とする個人開発者David Szymanski氏だ。同氏は、これまでにもローポリゴンを基調としたレトロスタイルのホラー作品をリリースしている。潜水艦をテーマとしたホラーゲーム『Iron Lung』のSteamユーザーレビューでは6216件中93%の好評を集め「非常に好評」のステータスを、ビクトリア朝時代を舞台にした探索ホラーゲーム『Gloomwood』の早期アクセスでは3729件中94%の好評を集め「非常に好評」のステータスを獲得しているなど、手がけた複数作品がSteamにて好評を博している。本作が気になった人は、来たるHDリマスターアップデートを視野に入れてプレイしてみてはいかがだろうか。

『DUSK』HDリマスター含む大型アップデートは、PC(Steam)向けに12月配信開始予定。現在Steamにて1999円で販売中だ。