『オーバーウォッチ2』新コントロールマップ「SAMOA」正式&詳細発表。シーズン7にて登場予定、舞台は南国サモア諸島

 

Blizzard Entertainmentは10月2日、『オーバーウォッチ2』シーズン7にて登場する新コントロールマップ「SAMOA」の全貌を発表した。同発表は、カナダ・トロントで開催された今季Overwatch League Grand Final内のショーイベントを通しておこなわれた。


『オーバーウォッチ2』は、Blizzard Entertainmentが手がけるオンライン対戦FPSゲーム。人気を博した『オーバーウォッチ』の続編として、基本プレイ無料タイトルとして配信中だ。基本対戦人数を6対6から5対5へ変更し、シーズン制の導入などで前作から一新した続編タイトルとなっている。現行シーズン6「インベージョン」では、新サポートヒーロー「イラリー」のほか、新ゲームモード「フラッシュポイント」のほか、「ストーリー任務」や「ヒーロー・マスター」といった新モードも登場している。
今回発表された「SAMOA」は、南国のサモア諸島を舞台としたコントロールマップだ。お披露目に際して、イベントでは本作の開発陣からゲームディレクターAaron Keller氏とエグゼクティブプロデュサーのJared Neuss氏の2名が出席。開発陣からは同マップの開発コンセプトが紹介されたほか、デザインゲストを迎えたSAMOAでのエキシビジョンマッチもおこなわれた。


SAMOAを構成する3エリアのなかで、もっとも南国感があふれているのはビーチエリアだろう。フィールド全体片側はビーチに面しており、南国風の民家も立ち並んでいる。こちらのコントロールポイントは、スロープを下った先の盆地的な位置にあり、ポイントの周囲からは見下ろされる位置となるのが特徴的だ。

このほか、商業施設の多いダウンタウンエリア、火山島でもあるサモア諸島を象徴したマグマ地帯のある工業施設エリアが存在する。工業施設エリアでは、ポイントのすぐそばにマグマ地帯が存在するため、多数の環境キル(マップ外への弾き出し)が発生しそうだ。開発陣の説明によれば、SAMOAを構成する3エリアは、開発過程で3人のレベルデザイナーが個別にデザインしたとのこと。これにより、各マップ内の周辺環境や構造物もひとつずつユニークなものとなっているようだ。


今回発表された新コントロールマップ「SAMOA」は、10月11日から開幕するシーズン7「 Rise of Darkness」にて登場予定。同シーズンの開幕に先駆けて、10月5日にはシーズントレイラーの公開予定も予定されている。また、9月22日公開された「ディレクターの視点」によると、シーズン7では今回発表された新マップ以外にも、一部のヒーローの性能調整予定が言及されている。ストーリー任務など大きな変化がもたらされたシーズン6を経て、次シーズンではどのような展開が待っているのか、同作の今後に注目したい。

『オーバーウォッチ2』はPC(Battle.net/Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに基本プレイ無料で配信中だ。