モンスター育成MMORPG『Temtem』大型アプデ配信開始。神話テムテム・超希少種テムテムの追加やLair遊びやすさの改善など盛りだくさん
デベロッパーのCremaは9月25日、『Temtem』の最新アップデートとなるパッチ1.5を配信開始した。本アップデートではシーズン5「Endless Night」が開始され、新たなテムテムの追加やゲームモードの改善などがおこなわれた。
『Temtem』は、「テムテム」というモンスターを捕まえる育成MMORPGだ。プレイヤーは空中諸島の 6つの島を探索。新しいテムテムを発見しては捕獲し、育て上げることで強力なパーティーを編成する。また本作には多人数同時参加型のコンテンツも存在している。プレイ中にほかのプレイヤーと一緒に冒険を楽しんだり、テムテム同士を戦わせたりするなどさまざまな協力・対戦プレイを楽しむことが可能。このほか島を巡る中で対峙するベルソート派との戦いなど、ストーリー要素も用意されている。
本作は2022年9月に正式リリースされ、以来3か月ごとに大型アップデートが配信されてきた。そしてこのたび9月25日に、最新アップデートとなるパッチ1.5が配信された。本作開発元によると本アップデートは、おそらく過去最大規模のものとのこと。また本アップデートに伴い、シーズン5となる「Endless Night」が2024年1月29日まで開かれる予定だ。今シーズンは通常より1か月長いものとなる。理由としては本作の開発に多くの時間を割き、現行パッチのクオリティ向上や過去パッチについての見直しを実施するようだ。
シーズン5では新たな神話テムテム(Mythical Temtem)である、「Galios」が登場する。Galiosは本作最後の神話テムテムとなるようで、新たなルートである火山エリア(the fiery inferno)にて現れる。CipankuにあるNanto Labsから始められる新規クエストをこなすことで出会うことができるという。同クエストでは謎めいた教団の陰謀を暴くストーリーが描かれるようだ。
そして同クエストを完了しGaliosを倒すと、新種のテムテム「Umbras」が出現するようになる。Umbraとは独自の効果を持っている色違いテムテム(Luma)の一種だ。Umbraは通常の野生戦闘で出現するが、基本出現率はかなり低く1/75,000とのこと。色違いテムテムを繁殖に用いた際に、子供としてUmbraが産まれてくることもあるようだ。また出現率を大幅に上げるUmbraレーダーというアイテムも用意されているとのこと。
また本作のチャレンジモードでは新たに「Randomized」モードが追加される。同モードは見つけたテムテムやアイテムなど、すべてのものがランダムに現れる。そして既存の「Randomlocke」モードとは異なっており、テムテムの復活禁止などの制限がない。ランダムに出現するドキドキ感を気軽に楽しむことができるモードとなっているわけだ。
さらにプレイヤーからのフィードバックを受け、ダンジョンを協力して探索するLairの改善がおこなわれた。まずは、1人および2人からでも同ゲームモードを遊ぶことができるようになった。また3~5人で同モードを遊ぶ場合には、より困難な内容となるようだ。そして同モードのプレイ中に他プレイヤーとトレードできる要素が追加された。特定のマスにとまることで、テムテムやアイテムを交換することができるになるようだ。またLairのプレイ中の復活について、各プレイヤーにつき1回の制限が設けられた。なおこの制限はDigiLairには適用されないとのこと。
くわえて本アップデートではDojoの再戦難易度にカジュアルが追加された。またLuma Drops Storeにて染料のプレビュー機能が追加され、購入する前に色などを確かめることが可能となった。このほかFreeTem!システムの改善など、多数の調整や修正がおこなわれている。詳細は本作公式サイトのパッチノートにて確認可能だ。
『Temtem』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売中だ。