ウサギ娘と過ごす不穏ホラー『The Bunny Graveyard』Steam高評価スタート。迷子の「マウスカーソル」となり、恐るべき真実に迫る冒険へ

デベロッパーPichón Gamesは9月22日、『The Bunny Graveyard』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。後日Epic Gamesストア向けにも配信予定だ。

デベロッパーPichón Gamesは9月22日、『The Bunny Graveyard』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。後日Epic Gamesストア向けにも配信予定だ。本作はSteamストアのユーザーレビューにて「非常に好評」のステータスを獲得する良好な滑り出しを見せている。

『The Bunny Graveyard』は、ウサギの語り手とともに進行していく2Dホラーアドベンチャーゲームだ。Steamストア上の説明によれば、本作はゲームボーイアドバンスやニンテンドーDSのゲームにインスパイアされた作品であり、ドット絵を基調としたアートスタイルが採用されている。本作におけるプレイヤーは、主人公の「マウスカーソル」となる。主人公は、迷い込んだ先の世界でウサギの「Skye」に出迎えられる。Skyeは、草花に囲まれた森の中で、主人公と同じ姿のマウスカーソル「Handy Pal」たちと暮らしている。右も左も分からぬ主人公は、SkyeにうながされるままHandy Palらと生活をともにしていくこととなる。


本作のゲームプレイは、見下ろし視点でのマップ探索と、ミニゲームのクリアで進行していく。ミニゲームは、ストーリーの進行にあわせたイベントのかたちで登場する。タイミングよくボタンを押して花壇の手入れをしたり、カーソルを握り拳に変えボクシングをしたり、その内容はさまざま。ミニゲームをこなしストーリーを進めていくにつれて、プレイヤーはSkyeの存在の背後にある、恐るべき真実に迫っていくのだ。

【UPDATE 2023/9/25 16:37】
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そんな本作は、Steamユーザーレビューで152件中97%の好評を獲得し、本稿執筆時点で「非常に好評」のステータスを記録している。好評とするレビューでは、本作の特徴の一つでもあるピクセルアートや、可愛らしさと恐ろしさが混在するストーリー・世界観といった部分が評価されている。エピソード形式の配信に難色を示すユーザーも見うけられたものの、次のエピソードが待ち遠しいといった投稿も多く寄せられている。「非常に好評」ステータスには、そうした期待も込められているのかもしれない。

本作の開発を手がけるのは、プエルトリコに拠点を置くインディーデベロッパーPichón Gamesだ。本作はKenneth Alvarez氏とJorge Ramirez氏の二人により開発が進められ、同デベロッパーにとって初のリリースタイトルとなる。なお、公式サイトの説明によれば、『The Bunny Graveyard』は全部で5つのエピソードで構成され、本作はそのなかのエピソード1にあたるとのこと。続くエピソードは、DLCとして配信されていく予定だ。各エピソードそれぞれが異なるゲームプレイスタイルをもち、意外な展開が盛り込まれるという。

『The Bunny Graveyard』はPC(Steam)向けに配信中。価格は税込800円。後日Epic Gamesストアでも配信予定であるほか、同ストアとitch.ioでは体験版も公開中だ。

Toru Ishikawa
Toru Ishikawa

雑食ゲーマー、好きな言葉は「Random loot」と「Permadeath」です。

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