シティコネクションは9月21日、格闘アクションゲーム『RUSHING BEAT X: Return Of Brawl Brothers』を正式発表した。対応プラットフォームは未定で、2024年発売予定。
『RUSHING BEAT X: Return Of Brawl Brothers』は、ジャレコが1990年代に発売したベルトスクロール・アクションゲーム『ラッシング・ビート』シリーズの最新作だ。本作では、シリーズ2作目『ラッシング・ビート乱 複製都市』と3作目『ラッシング・ビート修羅』の間を繋ぐストーリーが描かれるという。ジョウカル事件とサイバークローン事件を経て、ネオ・シスコ湾に浮かぶ人工島で何があったのか、すべての事件の裏で糸を引く真の黒幕に迫る。
本作では3Dグラフィックが採用され、キャラクターはトゥーンレンダリングによるものと思われるアメコミ風のビジュアルが特徴的だ。プレイヤーキャラクターには、シリーズ1作目からの主人公であるリック・ノートンとダグラス・ビルド、2作目からはウェンディ・ミラン、ロード・J、華斬が登場。さらに新キャラクターとしてカルアが参戦する。カルアはサイバークローン事件での元被験者で、誰かを師匠として慕っているようだ。
本作はソロおよび2人協力プレイに対応し、多数の悪党が待ち受けるステージに挑む。通常攻撃では連打すると連続技が発動し、倒れた敵には追い討ちが可能。また、特定の攻撃にて敵を浮かせてからの空中コンボ、敵に接近してからの掴み攻撃や投げ技、携行する武器での攻撃など、多彩なアクションが用意されている。敵の攻撃を受けるなどして怒りゲージが溜まると攻撃力がアップし、さらに必殺技ビートラッシュが使用可能になる。
各キャラクターは、戦いのなかでより強くなっていくという。通常攻撃から投げ技、強敵との戦いまで、あらゆるシーンとアクションでステータスが上昇し、新しいテクニックを習得していく。公開されたスクリーンショットでは、プレイ中に特定のアクションをこなすミッションが発生することが確認できる。こうしたミッションを通じて強化していくのかもしれない。
ステージ内で入手できる食べ物については、一旦携帯してピンチになった際に食べて回復できるほか、ステージに現れるフードワゴンでの料理の素材にすることも可能。複数の食べ物を組み合わせることで、別の食べ物を作ることができるそうだ。このほか、プレイ中に見つけた武器や食べ物、敵の情報を記録し閲覧できるデータベース機能も用意される。
なお本作は、本日9月21日より開催されている東京ゲームショウ2023(一般公開日は9月23日・24日)のシティコネクションブース(Hall-8 N04)にてプレイアブル出展されており、試遊すると缶バッジ2種のうちどちらかがプレゼント。さらに、会場で本作をSNSでシェアするか、Webアンケートに回答するとオリジナルタオルがプレゼントされる。一般公開日は9月23日・24日である。また同シティコネクションブースでは、9月23日16時より本作の開発者トークセッションが実施予定だ。
『RUSHING BEAT X: Return Of Brawl Brothers』は、2024年発売予定。対応プラットフォームは未定である。