ボクセル鉄道建設ゲーム『Station to Station』日本語対応が正式決定、10月4日配信へ。未開の地に鉄道網を構築、物資を運んで世界を彩る


パブリッシャーのPRISMATIKAは9月13日、Galaxy Groveが手がける鉄道建設ゲーム『Station to Station(ステーション・トゥ・ステーション)』を、PC(Steam)向けに10月4日に配信すると国内向けに発表した。日本語に対応してのリリースが正式に決定したかたちだ。

『Station to Station』は、小さな田舎の世界を活気に満ちた豊かな環境に変えていく鉄道建設ゲームだ。ステージクリア型のゲームプレイが採用され、さまざまな環境の箱庭がステージとして用意。最初は色あせた未開の土地が広がっているが、街や施設の間に線路を敷き列車を走らせると、そのエリアがカラフルに色付いていく。そうしてすべてのロケーションを結ぶ鉄道網を構築し、指定の目標を達成すればステージクリアだ。

本作には5つの産業が用意され、ステージ内にはたとえば農場や牧場など原材料となるものを生産する施設、そうした原材料を加工する工場、そして加工してできた商品を必要とする街などが存在。施設に隣接するように駅を建設し、駅と駅とを線路で結び列車を走らせて物資を運び、需要のある場所に必要とされるものを供給してお金を稼ぐのだ。ただし路線の建設にはコストがかかるため、どのように路線を構築するのか頭を悩ませることになるだろう。ステージによっては、建設に役立つ使い切りのカードをもらえることがあり、それをいかに駆使するかも重要になる。



本作の開発元Galaxy Groveは、オランダ・ユトレヒトに拠点を置くインディースタジオ。『Awesomenauts』などで知られるRonimo Gamesの共同設立者・リードプログラマーJoost van Dongen氏が2021年に新たに設立し、『Station to Station』がデビュータイトルとなる。本作は今年5月に発表されてから、Steamでは12万を超えるウィッシュリスト登録者を集め、Steam Nextフェスにて配信された体験版は7万人以上にダウンロードされたとのこと。多くの期待を集めている作品だといえるだろう。

『Station to Station(ステーション・トゥ・ステーション)』は、PC(Steam)向けに10月4日配信予定だ。