Nintendo Switch携帯モードを大画面化するポータブルディスプレイ発表。11.6インチ画面に本体とJoy-Conを取り付けて遊べる

 

株式会社ピーアンドジーは9月8日、Nintendo Switchに特化したマルチメディアポータブルディスプレイを、同社のブランドPENTACTにて開発・発売すると発表した。クラウドファンディングサイトMakuakeを通じて先行発売予定で、価格および発売時期は未定。


今回発表されたマルチメディアポータブルディスプレイは、11.6インチのタッチ操作対応モニタを搭載。詳細なスペックは未公表だが、FWXGAとされているため解像度は1366×768となる模様。USB Type-CやHDMI端子を搭載し、PCやスマホの外部ディスプレイとして利用できる。背面にはキックスタンドも用意されているようだ。音声出力には、スピーカーとイヤホンジャックが搭載されている。

そして最大の特徴は、Nintendo Switch本体をケーブルなしで直接接続できることだ。製品背面に設けられたスロットに、Joy-Conを取り外したNintendo Switch本体を挿し込むことで、ゲーム画面を本製品のモニタに出力できる。いわばモバイルモニタとNintendo Switchドックが合体したようなかたち。さらに本製品の左右には、Joy-Conを取り付けられるグリップが搭載。つまり、11.6インチの大画面にて“携帯モード”プレイが可能になる。


同様のコンセプトの製品は、過去にも発売され一部で注目を集めた。その製品「ORION」も、11.6インチのモバイルディスプレイに、Nintendo Switch本体を接続できるスロットとJoy-Conを装着できるグリップが搭載。電源には外部モバイルバッテリーなどを必要とした(関連記事)。

一方で今回発表された製品では、電源供給用のバッテリーが本体に内蔵されるという。より携帯性に優れた仕様に進化しているといえる。ちなみに、上述のORIONでは製品とNintendo Switch本体、モバイルバッテリーを合わせた総重量は1kgを超えた。本製品の重量はどのくらいなのか気になるところだ。

PENTACTのNintendo Switch特化マルチメディアポータブルディスプレイは、クラウドファンディングサイトMakuakeを通じて先行発売予定。プロジェクト開始日については公式LINEや各SNSを通じて発表するとのことで、詳しくは公式サイトを確認してほしい。