悪魔狩りメトロイドヴァニア『Bloodstained: Ritual of the Night』売上200万本突破。実装予定のオンラインマルチプレイモード映像お披露目
デベロッパーのArtPlayは9月7日、『Bloodstained: Ritual of the Night』の売り上げが200万本を達成したと発表した。また、本作に向けた今後の追加コンテンツの開発状況も報告された。本作はPC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに発売中。
本作は、元コナミで『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサーを務めた五十嵐孝司氏が手がけた、メトロイドヴァニア系の横スクロールアクションRPGゲーム。18世紀のイギリスを舞台に、錬金術師の呪いによって体がゆっくりと結晶化されていく主人公ミリアムが、悪魔の城にて戦いを繰り広げる。武器や設備、戦利品の収集・作成・アンロックを進めながら、待ち受ける悪魔のしもべやボスを倒していくのだ。
今回の発表は、『Bloodstained: Ritual of the Night』のプロデューサーを務めるIGAこと五十嵐孝司氏と、ディレクターのShutaro氏によるビデオメッセージを通じておこなわれた。本作においては、2015年に実施されたKickstarterキャンペーンにて達成したストレッチゴールに基づき、2019年の発売以降も追加コンテンツの開発が続けられ、順次リリースされている。
現在開発チームは、本作初となるオンラインマルチプレイモードとして「VSモード」と「カオスモード」を制作中。ただ、技術的な問題や新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより、開発に遅れが生じているとのこと。もっとも、すでに開発は終盤に近づいているそうで、両モードのゲームプレイ映像が披露された(上の映像の53秒辺りから)。
また、有料のプレミアムDLCとして今後配信予定の「着せ替え衣装」と「新モード」についても映像が公開(上の映像の1分43秒辺りから)。着せ替え衣装では、和装やツインテール、悪魔のような格好のミリアムとしてプレイできる。一方の新モードは、1980年代風のゲームプレイが楽しめる「クラシックモード」の第2弾となるようだ。
そして発表の最後では、本作の売り上げが200万本を達成したことが明らかにされた。映像では2022年8月までの実売本数との注釈があるが、2023年8月の間違いかもしれない。いずれにせよ大きな数字を達成したことになる。本作は、2019年6月にPC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信(日本では10月配信)され、ちょうど1年後の2020年6月に売り上げ100万本を突破。それから約3年をかけてさらに100万本を上積みしたことになる。継続的なアップデートも後押しとなったかもしれない。
『Bloodstained: Ritual of the Night』は、PC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに発売中だ。また現在ArtPlayは、パブリッシャーの505 Gamesと共に続編開発の準備を進めていることが報告されている(関連記事)。