一蓮托生協力空登りアクション『Chained Together』正式発表。最大5人協力プレイ対応、お互いが鎖で繋がれる『Only Up!』の進化形

 

デベロッパーのAnegar Gamesは9月5日、パルクールアクションゲーム『Chained Together』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、10月配信予定。


『Chained Together』は、ソロプレイおよび最大5人でのオンライン協力プレイに対応するパルクールアクションゲームだ。本作にてプレイヤーは地獄の底からスタートし、その灼熱の暑さから逃れるためにステージを上へ上へとできるだけ高くまで登っていく。ステージは岩山や樹木、あるいは近代的な建築物など複数の環境が空に浮かぶかたちで構成されており、それぞれの環境によって異なる種類の困難が待ち受けているという。

本作は、特に最大5人でのマルチプレイが特徴的だといえる。というのも各プレイヤー同士は2〜3mほどの長さの鎖で繋がれており、常に一緒に行動することが求められるのだ。複雑なステージが続くなかでは、全員の呼吸を合わせて慎重に進むことが重要になるだろう。もしひとりが勝手な行動をし、ミスして落下してしまうと、ほかのメンバーも道連れになりかねない。



一方で、全員が鎖で繋がれていることを上手く活用した協力プレイも可能なようだ。トレイラーでは、足を踏み外してしまったプレイヤーを鎖を引っ張って引き上げてあげたり、ひとりがクレーンにぶら下がり、残るプレイヤーたちは鎖によってその下にぶら下がって進んだりといった場面が確認できる。鎖で繋がれているからこそできる助け合いであり、またそれを駆使して進まなければならないエリアも用意されている模様である。

空に浮かぶ構造物を延々と登っていくという本作の基本的なゲームプレイは、今年5月にSteamにて配信開始された『Only Up!』の流れを汲むものといえるだろう。同作は大きな人気を獲得し、その後数々のフォロワーゲームが生まれている。マルチプレイを導入する作品も存在し、そうしたなか本作では各プレイヤーを鎖で繋ぐという、またユニークな工夫を取り入れることとしたようだ。

『Chained Together』は、PC(Steam)向けに10月配信予定だ。