スローライフ村生活ゲーム『日本の田舎ぐらし』9月15日配信へ。自然豊かな田舎でまったり自給自足、お祭りに行ったり犬と遊んだり
合同会社ゲームスタートは9月6日、スローライフ体験ゲーム『日本の田舎ぐらし』を9月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはApple Arcade(iPhone/iPad/Mac/Apple TV)。
『日本の田舎ぐらし』は、自然に囲まれた日本の田舎でまったり暮らすスローライフ体験ゲーム。古き良き日本の暮らしを味わえるとのことで、プレイヤーにはとある村の古民家が生活の拠点として与えられる。最初は家は荒れた状態になっており、周囲は雑草だらけ。まずは家をきれいにし、庭を整備して、畑で作物を育てたり川で釣りをしたりしながら自給自足生活を送るのだ。
庭では畑のほかに、池を作って鯉を飼うこともできるという。公開されたスクリーンショットでは、ほかに五右衛門風呂らしきドラム缶や、犬小屋のようなものも確認できる。村では子犬に出会うことがあり、たっぷり愛情を注ぐと、なついてプレイヤーについてくるという。その子犬を飼えるようになるのかもしれない。
さらにトレイラーでは、周囲の環境から木材や石材などを入手する様子がみられる。プレイヤーは山を購入することで、その場所を探索できるようになるとのこと。そうして入手した素材をもとに、新たなアイテムをクラフトできる可能性がありそうだ。また山を下れば、村の商店や駄菓子屋で買い物を楽しめる。
本作では、時間経過や天候の変化、そして季節の移り変わりが表現される。春には花見をし、夏にはかき氷を食べて夏祭りに行き、秋には焼き芋を食べたりお彼岸のお墓参りをしたり。そして冬には除夜の鐘が鳴り響き、元旦には神社に初詣に行く。季節ごとに日本ならではの行事などを楽しむことができ、そうしたイベントをコンプリートすることは本作での目標のひとつになるという。夏祭りでは、射的や輪投げといったイベントも用意されるとのこと。
また、村長から何らかの依頼を受けることができ、その依頼をこなすことで村おこしに繋がるそうだ。本作ではこのほか、昆虫採集をしたり野生動物を撮影したりなど、村のさまざまな場所を探索して日々を過ごすことができる。
本作の開発元ゲームスタートは、『柴犬のクレープ屋さん』や『作ろう!ミニチュア牧場』『ミニチュア無人島サバイバル』といったモバイル向けゲームを手がけてきたスタジオだ。いずれの作品も100万単位のダウンロード数を記録し、各ストアで特集されたこともある人気作である。
最新作『日本の田舎ぐらし』については、2020年頃からSNS上で開発状況が伝えられ、かわいいドット絵で描かれる日本の田舎の風景などに大きな注目が集まった。本作のグラフィックとプログラムは個人で開発しているとのことで、当初は昨年リリース予定だったようだが、今回ついに配信日が決定した。
『日本の田舎ぐらし』は、Apple Arcade(iPhone/iPad/Mac/Apple TV)向けに9月15日配信予定だ。ちなみに以前実施された海外メディアmyPotatoGamesとのインタビューのなかでは、Android向けや、パブリッシャーが見つかればNintendo Switch/PC向けにもリリースする考えがあると伝えられていた。