THQ Nordicは8月31日、パズルアクションゲーム『トライン5:ぜんまい仕掛けの陰謀(Trine 5: A Clockwork Conspiracy)』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応。本作は、さっそくユーザー・メディア双方から高い評価を獲得している。
『トライン5:ぜんまい仕掛けの陰謀』は、Frozenbyteが手がけたパズルアクションゲーム『Trine』シリーズの最新作だ。本作では、魔術師のアマデウス、盗賊のゾヤ、そして騎士のポンティアスというシリーズを通じた3人の主人公たちが、王国を支配するためなら手段を選ばないという機械仕掛けの軍勢に立ち向かう。
本作はソロプレイおよびローカル・オンライン協力プレイに対応。ソロプレイ時には3人の主人公を切り替えながらプレイし、協力プレイにおいては各主人公に分かれて最大3人でプレイするか、最大4人で好きなキャラクターを選択してプレイできる。アマデウスはオブジェクトを浮かせる魔法、ゾヤは弓矢とロープを使ったアクション、ポンティアスは多彩な活用が可能な盾をもつ。ステージでは敵やボスとのバトルだけでなく、それぞれのスキルを活かし合うことが求められる、多種多様な物理パズルが用意。バトルやパズルの難易度は、プレイヤー数などに応じて自動調整される。
また本作では、特定のクエストを達成することで新たなスキルを獲得可能。さらに貯めた経験値をもとにした、スキルツリー形式のキャラクターカスタマイズ要素も用意され、さまざまなプレイスタイルでの攻略を楽しめる。
発売から約1週間が経った本稿執筆時点で、Steamのユーザーレビューでは225件中実に96%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。この調子でレビュー投稿数が増えれば「圧倒的に好評」ステータスも狙える好評率だ。また、レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアは76〜79となっており、メディアからも高評価を得ている。
レビューでは、シリーズを通じて“変わらない”ことへの言及が複数みられる。つまり、ステージ環境や物理演算を使ったパズル要素とプラットフォームアクションを組み合わせたゲームプレイについて、特に革新はないものの、それ自体がとても楽しいとして多くの好評を得ている。もっともパズルの内容自体は強化されており、期待を裏切らない体験が届けられているとのこと。美麗なビジュアルに関しても、変わらず好評である。
『トライン5:ぜんまい仕掛けの陰謀(Trine 5: A Clockwork Conspiracy)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。また、Nintendo Switch/PS4/PS5向けパッケージ版が9月28日に発売予定となっている。