ボクセル鉄道建設ゲーム『Station to Station』10月3日配信へ。色あせた世界に路線を構築、カラフルに発展させる

Galaxy Groveは8月23日、『Station to Station』を10月3日に配信すると発表した。本作はボクセルグラフィックが採用された鉄道建設ゲームだ。

デベロッパーのGalaxy Groveは8月23日、鉄道建設ゲーム『Station to Station』を10月3日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによるとゲーム内は日本語表示にも対応するようだ。


『Station to Station』は、ボクセルグラフィックが採用された鉄道建設ゲームだ。ステージクリア型のゲームプレイとなっており、さまざまな環境の箱庭がステージとして用意。最初は色あせた未開の土地が広がっているが、街や施設の間に線路を敷き列車を走らせると、そのエリアがカラフルに色付いていく。そうしてすべてのロケーションを結ぶ鉄道網を構築すればステージクリアだ。また、サブ目標が用意されるステージも存在する。

ステージ内には、たとえば小麦を育てている農場や、牛乳を生産する牧場がある。また小麦を小麦粉にしたり、小麦粉からパンを作ったり、あるいは牛乳からチーズを作ったりする工場、そしてパンやチーズなどを求める街が存在。需要のある場所に必要とされるものを供給してお金を稼ぐために、鉄道網を構築するわけだ。施設に隣接するように駅を建設し、駅と駅とを線路で結び列車を走らせると、生産した物資などが運ばれていく。

 


路線の建設にはコストがかかり、線路は距離に応じてコストが上がる。また、ステージには高低差のある地形が多く、トンネルを掘ったり橋を架けたりするとさらに多くのお金が必要。ステージ内の各施設を効率良く結ぶことも考慮しながら、多少奮発して最短距離で結ぶのか、あるいは平地を選んで遠回りするのかなどの選択に迫られるだろう。

またステージによっては、線路や橋などの建設が割安になる使い切りのカードをもらえることがある。先述したサブ目標のなかには、指定金額のお金を残してクリアするというものがあり、そうしたカードを上手く使うことが求められる。カードにはほかにも、より多くの物資を積める特別な列車などの種類も存在する。


ステージ内の各施設は、ゲームの進行にあわせて徐々に出現し、そこでどのような種類の施設なのかが判明する。最終的には数多くの施設が現れ、上手く路線構築することでボーナス収入にも繋がる。また、施設から離れた険しい地形に放棄された資源が配置されることも。回収すれば利益になるが、より高度な路線構築が求められるそうで、本作のやり込み要素のひとつとなるだろう。

『Station to Station』は、PC(Steam)向けに10月3日配信予定だ。Steamでは体験版が配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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