SFメカ・ローグライトアクション『メタルブリンガー』発表。カスタマイズ可能な人型アンドロイド&重機で爽快バトル、『サムライブリンガー』に続く新作

 

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは8月20日、「PLAYISM Game Show 2023.8.20」を放送。このなかで、アルファウィングが手がけるローグライトアクションゲーム『メタルブリンガー』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年配信予定。

本作は、2022年にリリースされ高い評価を獲得したが和風ローグライトアクションゲーム『サムライブリンガー』に続くシリーズ新作だ。今度はSF世界へと舞台を移し、さらに爽快感あるゲームプレイを楽しめるという。

『メタルブリンガー』の主人公は、1000年の時を経てコールドスリープから目覚めた少女スーリア。彼女は生き残りの人類を探すべく、相棒のバドと共に人型アンドロイドであるレイバーを組み立て、調査へと旅立つ。詳細はまだ情報公開されていないが、おそらく前作『サムライブリンガー』と同じく、プレイするたびに変化するステージにて多数の敵とバトルを繰り広げることになるのだろう。トレイラーでは、未来的な世界観のなかロボットなどと戦う様子がみられる。

前作の特徴のひとつとして、ジャンプやステップ、攻撃などの細かな戦技を組み合わせ、独自のアクションを作り出すことでキャラクターを強化できるシステムがあった。本作では、ゲーム中に手に入る“ディスク”から“アプリ”をインストールすることで強化されるかたちとなり、周回するごとにどんどん強くなっていくという。より分かりやすく、また自由に無双する楽しさ、爽快感を楽しめるとアピールされている。


操作する兵士であるレイバーや、レイバーが乗り込む重機アームズは、その性能からデザインまで細かくカスタマイズ可能。見た目や色を指定でき、各パーツも取り外しができるため、膨大なパターンから好みのメカを作り出せるとのこと。トレイラーでは、レイバー用の左右の武器として非常に多くのアイテムから選択しているシーンや、アームズのヘッドギアパーツを入れ替えると見た目が大きく変化している様子などが確認できる。

このほか、3Dグラフィックを採用しながらドット絵のように表現される独特のビジュアルは、前作から引き続き採用。3Dモデルからリアルタイムでドット絵を生成する技術が使われている。一方で、光の映り込みを表現するレイトレーシングにも対応するなど、最新の技術も取り入れられているという。また音楽についても、ゲーム中の戦闘状況に応じてリアルタイムで演奏される、ライブ感を演出する技術を新たに開発したとのことだ。


主人公スーリアのキャラクターデザインおよび本作のキーアート制作は、『デビルサバイバー』シリーズや「夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜」「ブーツレグ」などで知られるイラストレーター・漫画家のヤスダスズヒト氏が担当。シナリオ制作には、『アーマード・コア』や『ファイアーエムブレム』などのノベライズを手がけた小説家の篠崎砂美氏が担当している。

メタルブリンガー』は、PC(Steam)向けに2024年配信予定。なお本作は、9月1〜4日にアメリカ・シアトルで開催されるイベントPAX Westに出展予定。PLAYISMブースにてプレイアブルデモが初公開されるそうだ。