高評価ローグライトアクション『Neon Abyss』“続編制作中”と開発元が明かす。マルチプレイ要素や多様な新コンテンツを導入へ


デベロッパーのVeewo Gamesは8月18日、同スタジオの代表作であるローグライトアクションゲーム『Neon Abyss』の続編を、現在開発中であることを明らかにした。対応プラットフォームや発売時期は未定。

『Neon Abyss』は、銃を武器にランダム生成ダンジョンの攻略に挑むローグライトアクションゲームだ。個性の異なる主人公から選択し、敵が待ち受ける多数の部屋を進み、ボスを倒してはさらなる深淵へと潜っていく。ダンジョンでは多数のパッシブスキルアイテムをランダムで入手でき、その効果をキャラクターに無制限に追加していけることが特徴。銃であれば、攻撃力や射程、一度に撃つ弾数が増えていき、部屋中に弾を撒き散らすようなことも可能となる。

本作は2019年3月にSteamにて早期アクセス配信が開始され、2020年7月に正式リリース。同時にNintendo Switch/PS4/Xbox One版も配信開始され、Steamのユーザーレビューにて「非常に好評」ステータスを獲得するなど高い評価を得ている。また、その後も本作の開発は続けられ、プレイヤーキャラクターやボス、武器などのアイテム、その他追加機能を導入するアップデートやDLCが配信。ただ、後述するコラボコンテンツを除くと、本作向けのアップデートは昨年11月の配信(PC版)が最後となっており、しばらく音沙汰ない状況が続いていた。


そうしたなか、開発元Veewo Gamesの共同設立者で本作のプロデューサーを務めるLans Wang氏は8月18日、『Neon Abyss』の続編を1年前から開発中であることを明らかにした。続編での新要素についてもいくつか語られ、そのひとつとしてマルチプレイ要素の導入が挙げられた。具体的にどういったマルチプレイが可能なのかは現時点では不明。

このほか、続編では新たなストーリーが用意され、それぞれ個性的かつ興味深いメカニクスをもつ複数のボスが登場。プレイヤーキャラクターにも、ユニークなアビリティをもつ多様な新キャラが登場するとのこと。また武器やアイテムも多数追加され、より多彩なプレイスタイルを試すことが可能になるそうだ。前作にはなかった新規システムなどを導入することにも言及されている。

一方、対応プラットフォームや発売時期については触れられなかった。投稿のなかでは、続編へのアイデアをコミュニティから募集しており、完成まではまだ時間がかかるのかもしれない。


なお本作のPC版に向けては、8月18日に久しぶりのアップデートが配信。人気リズムゲーム『Muse Dash』とのコラボコンテンツを追加する内容となっており、同作のキャラクター「ブロウ」がプレイヤーキャラクターとして使用可能となる。ジョーカー衣装をベースにしたデザインが採用されており、固有スキルとしてBeats Modeを発動可能。Beats Mode中に攻撃ボタンをタイミングよく押すと、敵に近接ダメージを与えたり、敵の攻撃を防いだりできる音の波動が周囲に発生する。リズムゲームのキャラクターらしい操作が採用されたスキルだといえそうだ。ちなみに『Muse Dash』側でも、『Neon Abyss』とコラボした楽曲パックが配信されている。

『Neon Abyss』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中。Xbox Game Pass向けにも提供されている。本作に向けては、アイテム出現パターンの調整や武器の差別化、コンテンツの追加など、まだまだ改善に取り組んでいるとのことである。